木津川市議会 > 2009-06-05 >
平成21年第2回定例会(第1号) 議事日程 開催日:2009年06月05日
平成21年第2回定例会(第1号) 議事日程 開催日:2009年06月05日
平成21年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2009年06月05日
平成21年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2009年06月05日

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  1. 木津川市議会 2009-06-05
    平成21年第2回定例会(第1号) 本文 開催日:2009年06月05日


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    2009年06月05日:平成21年第2回定例会(第1号) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット)       平成21年第2回木津川市議会定例会会議録(第1号) 午前9時30分 開会 ◯議長(中野 重高) 皆さん、おはようございます。早朝よりご苦労さまです。  ただいまの出席議員数は25人であります。  これより平成21年第2回木津川市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入ります。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、木津川市議会会議規則第81条の規定により、11番議員、深山國男さん、12番議員、西岡政治さんを今期定例会の会期中の署名議員に指名いたします。  なお、両君の不測の場合には、次の議席の議員を署名議員といたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、本日から6月26日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から6月26日までの22日間と決定いたしました。  なお、今期定例会の会議は、会議予定表により進めたいと思いますので、よろしくご協力賜りますようお願い申し上げます。
         ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第3、諸般の報告を行います。  まず初めに、議長報告を行います。  平成21年第2回木津川市議会臨時会以降の議長報告について、お手元に配付させていただいております。  本日までに受理した請願は、お手元にお配りした請願文書表のとおり、所管の委員会に付託いたしますので、お願いいたします。  また、要望書については、別紙お手元に配付させていただいております。  また、報告案件5件につきましても、議案書と同封し報告としておりますので、よろしくお願いします。  以上、議長報告を終わります。  次に、組合議会議員報告をお願いします。  相楽郡西部塵埃処理組合議会議員、村城恵子さん。    (相楽郡西部塵埃処理組合議会議員 村城 恵子君登壇) ◯20番(村城 恵子) おはようございます。  20番、村城恵子です。  去る5月28日に行われました平成21年度相楽郡西部塵埃処理組合議会第1回臨時議会の報告をいたします。  精華町の議員選挙、木津川市議会組合議会議員改選が行われ、組合議会議員の構成が変わったことから、初めに議長・副議長の選出を行い、議長に高味孝之議員、副議長に坪井久行議員を選出しました。  本臨時議会の議案は、人事案件や条例改正など9件でした。  監査委員には、議会から深山國男議員を、知識経験者から木津の森川龍氏を選任同意しました。  公平委員会委員には、木津の高橋良昌氏、山城の古川雅巳氏、精華町の谷中憲二氏の3人を選任同意しました。  また、管理者には、議長指名により精華町の木村要町長を、副管理者には木津川市の河井規子市長を選任同意しました。  人事案件は、いずれも全員賛成です。  条例改正は、5月1日付人事院勧告に準拠し、組合職員給与を6月に支給する期末手当及び勤勉手当において0.2カ月削減するものです。賛成多数で可決しました。  笠置町南山城村中学校組合が解散したことに伴い、京都府市町村退職手当組合の数の減少と規約の変更があり、全員賛成で可決しました。  議案審議終了後、清掃センター建設問題にかかわり情報公開を含めた意見交換など、必要に応じて議会の自主的な取り組みを進めていこうと提案され、合意されました。  以上です。報告を終わります。 ◯議長(中野 重高) 以上で、組合議会議員報告を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) ここで、河井市長からあいさつを受けます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 皆さん、おはようございます。  本日ここに、平成21年第2回木津川市議会定例会をお願いをいたしましたところ、議員の皆様には何かとご多用のところ、ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。  また、議員の皆様におかれましては、平素から市政の運営に当たりましてご理解とご支援をいただいておりますことに、あわせて厚く御礼を申し上げます。  さわやかな初夏の気候から6月に入りまして、そろそろ梅雨入りの季節となってまいりました。議員の皆様におかれましても、体調管理には十分にご配慮いただきますようお願いいたします。  さて、この時間をおかりいたしまして、市政の報告をさせていただきます。  さきの平成21年第1回定例会におきまして、清掃センター建設審議会設置条例をご議決いただきまして、その後、早速、審議会設置に向けての準備のため公募委員の募集など進めてまいりまして、去る5月29日に第1回目の審議会を開催させていただくことができました。  第1回審議会におきましては、委員の皆様への委嘱状の交付を行うとともに、昨年度に策定の清掃センター建設計画でお示しいたしました五つの候補地から最も適切な候補地を選定することについて、おおむね1年以内を目途に答申していただくよう諮問を行いました。  また、本市のごみ処理の現状と清掃センターの必要性につきましてもご説明させていただきますとともに、今後のスケジュールなどにつきましても、熱心にご審議をいただいたところでございます。  今後は、一日も早く清掃センターが建設できるよう、建設候補地や先進施設の視察を初め、最も適切な候補地の選定に向けましてご議論いただくことになっております。  議会議員の皆様を初め市民の皆様、関係機関の皆様におきましても、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  次に、今回の定例会に議案第57号、平成21年度一般会計補正予算第2号におきまして上程をさせていただいております緊急経済対策についてでございます。  今日の世界規模の経済危機を乗り越えるために、15.4兆円に上る国の補正予算が5月28日に成立いたしました。  本市といたしましても、いち早く「地域活性化経済危機対策臨時交付金」を活用した補正予算を編成し、今回の定例会で提出させていただいております。  具体的な内容につきましては、通常の予算編成時では、限られた財源の中で、行き届かなかった施設の修繕・整備などを通して、景気浮揚の一助となるように、また市民の皆様が目に見えて喜んでいただけるようにとの思いを込めて予算計上を行っております。  また、高齢化社会への対応といたしましては、安心・安全なまちづくりを進める上で、高齢者の世帯を対象として、住宅用火災警報器の給付を行うための必要な経費を計上いたしました。  また、府の基金を活用いたしまして、緊急雇用対策として、臨時職員等を雇用することによりまして、これまで実施できていなかった行政課題の解決や住民サービスの向上に向けまして、「ふるさと雇用再生特別事業」に1事業、「緊急雇用創設事業」に16事業等を計上いたしました。  さて、本定例会にご提案いたしております議案につきましては、お手元にお届けいたしておりますとおり、同意1件、諮問2件、議案15件となっております。  詳細につきましては、後ほどご説明させていただきますので、よろしくご審議をいただき、全議案ご同意・ご議決いただきますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、今定例会の開会のごあいさつとさせていただきます。  ありがとうございました。  よろしくお願いいたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) ただいまから暫時休憩いたします。    午前9時40分 休憩    午前9時41分 再開 ◯副議長(片岡 廣) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯副議長(片岡 廣) 日程第4、同意第3号、木津川市自治功労者の表彰についてを議題といたします。  本案については、中谷裕亮さんと中野重高さんの一身上に関する事件であると認められますことから、地方自治法第117条の規定により、中谷裕亮さんと中野重高さんを除斥いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯副議長(片岡 廣) 異議ないものと認めます。  中谷裕亮さんと中野重高さんを除斥することに決定いたしました。  中谷裕亮さんと中野重高さんの退場を求めます。    (中谷 裕亮君、中野 重高君退場) ◯副議長(片岡 廣) 提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 同意第3号、木津川市自治功労者の表彰につきまして、ご説明をさせていただきます。  このたび、自治功労者として2名の方を表彰したいので、木津川市自治功労者表彰条例の規定によりまして、議会の同意を求めるものでございます。  中谷裕亮氏及び中野重高氏の両氏は、平成9年4月から平成19年3月までの9年11カ月間、旧山城町議会議員を務められ、また平成19年4月から今日まで2年1月間、木津川市議会議員を務められており、旧山城町議会議員及び木津川市議会議員の在職年数を通算して12年間、町政・市政の推進にご尽力をいただいております。  よろしくご同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯副議長(片岡 廣) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  島野議員。 ◯17番(島野 均) 17番議員、島野です。  中谷さんと中野さんの、これは同意するんですけれども、自治功労者の分は、自治功労者名簿を永久保存と条例には書いていますけれども、中谷さんと中野さんは何番目なのか、それと現在、生存されている人は何名いらっしゃるのか、それと女性の方はいらっしゃるのかどうか、そのあたり、毎回、自治功労者の部分でたびたび亡くなりましたよと来るんですけれども、ちょっとその部分でわからない点がありましたので、その人数をちょっと掌握したいもので、お願いしたい。 ◯副議長(片岡 廣) 市長公室長。    (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 島野議員のご質問にお答えさせていただきます。  自治功労者といたしましては、94名ございます。したがいまして、今回ご同意をいただきましたら、95に、あるいは96という数字になります。  それから、女性の自治功労者ということでございます。女性の方もおられます。  女性の方につきましては、ちょっとお待ち願いますか。  以上でございます。 ◯副議長(片岡 廣) 市長公室長。    (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 後ほどお答えさせていただきます。 ◯副議長(片岡 廣) 質疑、ほかにございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯副議長(片岡 廣) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯副議長(片岡 廣) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略して、採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯副議長(片岡 廣) 異議なしと認め、討論を省略いたします。  これより、同意第3号を採決いたします。  本案は、原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯副議長(片岡 廣) 起立全員です。したがって、同意第3号、木津川市自治功労者の表彰については、原案のとおり同意することに決定いたしました。  中谷裕亮さんと中野重高さんの入場を求めます。    (中谷 裕亮君、中野 重高君入場)      ────────────────────────
    ◯副議長(片岡 廣) 暫時休憩いたします。    午前9時47分 休憩    午前9時48分 再開 ◯議長(中野 重高) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第5、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦について及び日程第6、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についての議案2件を一括議題といたします。  なお、質疑・討論・採決については、それぞれの議案ごとに行うことといたします。  提出者の提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 諮問第2号及び諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦につきまして、ご説明をさせていただきます。  諮問第2号、岡本かをる氏は、人権擁護委員浦辻久子氏の任期が平成21年9月30日をもって満了することに伴い、後任として委員候補者に推薦するものでございます。  同氏は、地域での人望も厚く、参考資料にもありますように、相楽地区更生保護女性会の活動をされ、青少年の健全育成にも多くかかわられ、地域の実情に応じ委員として活発な活動が期待できることから推薦するものでございます。  諮問第3号、片岡武夫氏は、同氏の任期が平成21年9月30日をもって満了することに伴い、引き続き委員候補者として推薦するものでございます。  同氏は、参考資料にありますように、人権擁護委員を1期務めていただき、今後も地域の実情に応じた活発な活動が期待できることから推薦するものでございます。  委員候補者の推薦は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、議案ごとに質疑・討論・採決を行います。  諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。  深山さん。 ◯11番(深山 國男) 11番、深山です。  大変勉強不足で知らないことが多いもんですから、ちょっとご容赦いただきたいと思うんですが、この人権擁護委員の推薦については、市長が推薦されるということなんですが、この方が適しているとか、そういうことはどのような場所で、またどういうメンバーというんですか、そういうところで決められるんですか。  それと、この委員、人権擁護委員だけではなくて、ほかにも公平委員とか、いろいろあるんですが、そういうことも皆、そういう審議をする場所があるのかどうか、それをお聞きしたいです。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。  ただいまの深山議員のご質問にお答えさせていただきます。  今回、提案しております人権擁護委員の方々につきましては、この職の特質性・専門性等、幅広い経験を積んでおられる方を人選しているということでございます。  ちなみに、京都中央法務局の方から候補者の推薦に当たっての留意点を何点か公文書で通知を受けております。  具体的に申し上げますと、一つ目には、地域の実情に応じ、真に委員として求められる活発な活動が期待でき、また特設人権相談所委員会活動、啓発活動に出席可能な方、さらには同和問題・女性に関する問題、障害者に関する問題、高齢者に関する問題、外国人に関する問題等、あらゆる人権問題に深い理解と認識のもとに積極的に取り組める方、さらには年齢の制限もございまして、新任の委員には65歳以下の方、再任の委員の方については75歳未満の方と、こういった法務局の条件がございます。そういう中で、幅広くご経験を積んだ方を選出をさせていただきまして、今回、市長が推薦をしているものでございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 深山さん。 ◯11番(深山 國男) 11番、深山です。  よくわかるのですが、もちろん河井市長にしろ、それから田中部長にしろ、すべてをご存じであるということではないと思うんです。だから、どこかの機関とか、例えば議員に声をかけて、どういう人がいいですかというふうなことをされるのかどうか、そういうふうなことがあるのかどうか、ご質問させてもらいます。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。  深山議員の再度のご質問にお答えをさせていただきます。  今現在、木津川市の人権擁護委員につきましては、合併前の旧町域に定員がございまして、旧木津町域と旧加茂町域では4名、山城町域では3名の、合計11名の方に人権擁護委員をお願いしております。  また、全国では約2万人の方がこの委員にご就任をいただいておりまして、議員に相談をして人選をしているのかという質問につきましては、幅広くいろんな角度から情報を収集いたしまして適任者の方を推薦しているということでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中野 重高) ほかに質疑ございますか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略し、採決をしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議なしと認め、討論を省略いたします。  これより、諮問第2号を採決いたします。  本案については、適任であると答申することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(中野 重高) 起立全員であります。したがって、諮問第2号、人権擁護委員候補者の推薦については、適任であると答申することに決定いたしました。  次に、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦についてに対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  お諮りいたします。  本案は、討論を省略して、採決したいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議なしと認め、討論を省略いたします。  これより、諮問第3号を採決いたします。  本案については、適任であると答申することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(中野 重高) 起立全員であります。したがって、諮問第3号、人権擁護委員候補者の推薦については、適任であると答申することに決定いたしました。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第7、議案第55号、木津川市自治功労者表彰条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第55号、木津川市自治功労者表彰条例の一部改正につきまして、ご説明をさせていただきます。  木津川市行政地域設置条例が平成21年4月1日に施行されましたことから、関係いたします本条例につきまして、所要の改正をするものでございます。  内容といたしましては、功労表彰の対象者について、「区長」としておりましたが、同条例の施行に伴い、「地域長」に改めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  村城さん。 ◯20番(村城 恵子) 20番、村城です。  旧加茂のときには、自治功労者の中に区長が入っていなかったと思うんです。これは木津などが関係するのかと思うんですが、今回、地域長になりました。地域長の問題というのはさまざまに議論があったところですが、地域長が本当に民主的な運営ができるのかという問題がさまざまに論じられたところもありました。  そういう中で、区長として15年以上務めた方が自治功労者になっている方は現在何名ぐらいいらっしゃるのか、そのことについてだけお尋ねしたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 市長公室長。    (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 村城議員のご質問にお答えさせていただきます。  区長として15年以上ということで限定させていただきましたら、1名おられるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに質疑ございませんか。  深山さん。 ◯11番(深山 國男) 11番、深山です。  今、村城議員がおっしゃったように、地域長の問題についてはさまざまな意見があり、いろいろなことがありました。そういうふうなことで、大変民主的に行っていくというのがどうなのかなと、危なっかしいなという気持ちを私は今でさえ持っております。  それで聞くんですが、この地域長だけじゃなくて、副地域長は入らないんですか。 ◯議長(中野 重高) 市長公室長。    (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 深山議員のご質問にお答えさせていただきます。  従来、先ほども出ておりましたけれども、木津町では区長ということで規定させていただいておりまして、そのまま引き継ぎまして地域長ということでございます。  副区長につきましては、こういった形で自治功労者という規定で表彰しておりませんので、そのまま引き継ぎさせていただいておりまして、地域長のみということでございます。 ◯議長(中野 重高) ほか。
       (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第8、議案第56号、木津川市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第56号、木津川市地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正につきまして、ご説明をさせていただきます。  木津川台地区に同志社国際学院を誘致し、地域児童との交流を促すことで、日本固有の文化と異なる文化との交流・融合を図り、21世紀を担う国際的な人材育成の場を提供する環境を創出するため、都市計画法に基づく地区計画の変更を行うなど、所要の改正を行うものでございます。  同志社国際学院が計画されております場所は、現行の条例において文教厚生ゾーンに指定しており、学校教育法第1条に当たる幼稚園・小学校・中学校や保育所及びこれらに附属するもの並びに公園施設に限り建築ができることとしております。  一方、同志社国際学院は、学校教育法第134条に規定する各種学校に該当するため、文教厚生ゾーンのうち約3.4ヘクタールについて、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・各種学校及び保育所並びにこれらに附属するものに限り建築ができるように改正を行うものでございます。  なお、各種学校とは、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の機能に類する教育施設に限るものとしております。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  大西さん。 ◯3番(大西 宏) 3番議員、大西でございます。  質問させていただきます。  同志社の土地につきまして、文教厚生ゾーンのGからHということで区分されることはわかりますが、ちょっとお聞きしたいんですけれども、同志社の土地というのは、従来の中学校用地と、以前の議会でもありましたように、緑地公園というのも加えて譲渡するというふうになりました。  この地図を見ますと、緑地公園も含めてというふうに読み取れるわけですが、そうした場合に、文教厚生ゾーンはHということは、公園ということが消えておりますから、建築が学校用地、あるいはそれに付随するものを建てられると理解できるんですが、そうしますと公園の緑地の方も、この文面からしますと、附属設備が建てられるのか、そういう危惧がちょっとあるんではないかと私は思うんです。  それで、以前の議会で緑地公園につきましては、市の管理が大変であるからということで、同志社にそこも管理していただくと、緑地は守るというようなことを聞いておるんですが、そういう緑地の保存ですね、そういうものはしっかり担保されるのかどうか。この文面でいきますと、緑地が教育機関の何か建築物が建てられるようになるんではないかと心配しますが、その辺の切り分けがどうなっていますのか、ちょっとご答弁願いたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。  今、大西議員からご質問いただきました緑地公園につきましてでございますが、これにつきましても緑地公園と指定をしておりますので、この部分については、ずっと緑地公園で残るものになってございます。  教育施設として緑地公園も、建物を建てたり、そういうことはできませんが、例えば散策とか、虫の観察とか、そういうことにはご利用していただけることは可能だというふうに思っております。  緑地公園としてそのまま同志社に持っていただくと、こういうことでございます。 ◯議長(中野 重高) 大西さん。 ◯3番(大西 宏) 大西でございます。  この図面から見ますと、全体が文教厚生ゾーンHとなるわけなんですが、今ご説明がありましたように、緑地公園としては別のそういう規定で縛られるので心配はないと、こういう理解でよろしいですね。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。  大西議員のご指摘のとおり、緑地公園として残るものでございます。 ◯議長(中野 重高) ほか。  宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) この提案にかかわって、Gの部分でありますが、幼稚園用地というふうになっていて、幼稚園は建っているわけですが、現実には認可されなかったという経緯があります。そこはその後どうなっているのかということですね、幼稚園は建つのかということについて、一般質問でもまた聞きたいと思いますが、お答えをいただきたい。 ◯議長(中野 重高) 副市長。    (副市長 今井 洋一君登壇) ◯副市長(今井 洋一) 宮嶋議員のご質問にお答えいたします。  先ほどご質問の中でありましたが、現状は正しくは認可申請を申請者の方が取り下げたという状態になっております。その後、許認可権者であります京都府の方としても、もとの申請人の意思確認をしておりますけれども、現在のところ、まだ当初の申請人からこの用地についてどうこうするという意思表示、意向確認をとっていないということを聞いております。  木津川市としましても、そういう状況で、4月、5月と時間が経過しておりますので、そもそもの当事者である、もとの認可申請者、それからそこへ土地を売却しました近鉄、その近鉄と一緒になって、もとの申請人の意向確認をしていきたい。  それから、いろいろな事態が想定されますので、法的な検討も含めて対応していくために、現在、市の顧問弁護士さんと相談中という状況であります。  以上です。 ◯議長(中野 重高) ほか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第9、議案第57号、平成21年度木津川市一般会計補正予算第2号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第57号、平成21年度木津川市一般会計補正予算第2号につきまして、ご説明を申し上げます。  一般会計補正予算第2号の規模でございますが、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ20億5,432万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ242億8,732万7,000円とするものでございます。  次に、地方債の補正につきましては、木津駅東地区整備事業債及び新設中学校用地取得事業債を追加いたしております。  本補正予算は、国の1次補正予算において審議されております「子育て応援特別手当」や「地域活性化経済危機対策臨時交付金」を予算成立後速やかに実施するため、また国の緊急雇用対策で造成された基金による京都府緊急雇用対策事業補助金を活用し、木津川市におきます緊急経済対策、雇用対策を実施するものでございます。  それでは、歳入歳出予算の補正の概要につきましてご説明申し上げます。  まず歳入についてでございますが、子育て応援特別手当交付金及び事務取扱交付金で1億980万3,000円を、地域活性化経済危機対策臨時交付金で3億5,500万円を、また京都府緊急雇用対策事業補助金で5,535万1,000円を計上いたしております。  また、史跡恭仁宮跡公開展示施設整備事業が財団法人日本宝くじ協会から助成が受けられることと決まりましたことから、宝くじ協会助成金2,540万円を計上いたしております。  続きまして、歳出でございます。  主なものといたしましては、地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用いたしまして、主に四つの施策に予算計上いたしました。  一つ目の施策といたしまして、地球温暖化対策等環境対策でございますが、環境負荷の軽減を図るために、環境・省エネ対策として、公用車の低公害車への買いかえ、住民に供する公共施設のテレビの地上デジタル放送に対応したテレビへの買いかえなど、2,249万7,000円を計上いたしております。  二つ目の施策でございます。少子高齢化社会への対応といたしまして、保育所施設の改修など、日ごろ行き届かない施設の改善などを行い、子育て支援の充実を図る予算を計上いたしております。  また、高齢者を火災被害から守るため、高齢者のみの世帯を対象に住宅用火災警報器を給付する事業について、予算化を行っております。施策全体で6,721万9,000円を計上いたしております。  三つ目の施策でございます。安全・安心の実現といたしまして、学校施設の改修などとあわせまして、年次計画で進めておりました小学校の扇風機の設置事業につきまして、すべての普通教室に配備を行うなど、良好な教育環境の整備を行う予算を計上いたしております。  また、木津南地区に平成23年度開校予定の新設中学校に係ります用地購入費用14億5,450万円などを含め、施策全体で16億5,686万1,000円計上いたしております。  四つ目の施策でございます。地域活性化といたしまして、社会教育施設の改修・整備によって、既存施設の利用促進と活性化を図ることを目的に、施策全体で5,371万4,000円を計上いたしております。  次に、雇用対策でございますが、京都府緊急雇用対策事業補助金を活用し、ふるさと雇用再生特別事業として木津川市の観光事業等の担い手づくりに1,867万円、また緊急雇用創出事業といたしまして特定高齢者や要支援者の居宅を訪問し介護予防支援計画を作成いただく保健師や看護師などの賃金等358万7,000円を初め、夏休み中の児童クラブの開設時間を朝30分早めるための臨時職員賃金や、児童虐待などのさまざまな事案に対応するため、家庭児童相談室の専門職員の雇用などの予算を計上いたしております。  また、子育て応援特別手当支給に係ります予算1億980万3,000円を計上いたしております。  以上が主な概要でございます。  なお、補足説明につきましては、総務部長からご説明をさせていただきます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  議案第57号、平成21年度木津川市一般会計補正予算第2号の補足説明を申し上げます。  先ほど市長がご説明をされました内容と一部重複する項目があろうかと存じますが、ご了承いただきたいと思います。  それでは、歳入歳出予算の詳細につきまして、事項別明細書により主なものについてご説明を申し上げます。  予算書の11、12ページをお開きをいただきたいと思います。  14款国庫支出金2項国庫補助金1目民生費国庫補助金では、子育て応援特別手当交付金として8,661万6,000円を、事務取扱交付金として2,318万7,000円を、交付見込み額により計上するものでございます。  5目総務費国庫補助金では、地域活性化経済危機対策臨時交付金といたしまして3億5,500万円を交付見込み額により計上いたしました。  15款府支出金2項府補助金1目総務費府補助金では、京都府の基金から木津川市の緊急雇用対策事業に対し補助をされます京都府緊急雇用対策事業補助金として5,535万1,000円を計上するものでございます。  16款財産収入2項財産売り払い収入1目不動産売り払い収入では、府道上狛城陽線椿井バイパス用地として610.18平米を京都府に売却するもので、2,269万7,000円を計上いたしました。  20款諸収入5項雑入1目雑入では、財団法人日本宝くじ協会から史跡恭仁宮跡公開展示施設整備事業に対する宝くじ協会助成金として2,540万円を受け入れるものでございます。  次に、13、14ページをお願いを申し上げます。  21款市債1項市債4目教育債では、新設中学校用地取得事業債といたしまして13億7,390万円を計上いたしました。  続きまして、歳出でございます。  次の15、16ページをお願いを申し上げます。  2款総務費1項総務管理費5目財産管理費では、公用車管理事業におきまして老朽化した公用車6台を地球温暖化対策等環境対策としてハイブリッド車を含みます低公害車に更新する費用として1,051万2,000円を計上をいたしました。  6目企画費では、公共施設地上デジタル放送対応事業といたしまして、市民向けのテレビの購入及びアンテナ改修費用など988万5,000円を計上するものでございます。  2項徴税費2目賦課費では、平成20年度に予定納税をされています企業の決算見込みなどを考慮いたしまして、過誤納還付金といたしまして3,980万円を計上するものでございます。  17、18ページをお開きをいただきます。  3款民生費1項社会福祉費4目老人福祉費では、高齢者のみの世帯を対象に住宅用火災警報器を給付する費用として4,125万円を計上いたしました。  9目介護保険費では、特定高齢者や要支援者の居宅を訪問し、介護予防支援計画を策定するための臨時職員賃金等といたしまして358万7,000円を計上いたしました。  19、20ページをお願いを申し上げます。  2項児童福祉費2目児童措置費では、子育て応援特別手当支給事業として、国の1次補正予算成立後速やかに支給するための予算といたしまして1億980万3,000円を計上するものでございます。  3目児童福祉施設費では、南加茂台保育園の屋根修理を始め各保育園の修繕や改修に2,312万9,000円を計上をいたしました。  5目放課後児童健全育成事業では、期間限定として、夏休み中の児童クラブ開設時間を朝8時から30分早めるため、臨時職員賃金や施設の修繕・改修に418万円を計上するものでございます。  21、22ページをお願い申し上げます。
     4款衛生費1項保健衛生費4目環境衛生費では、廃屋実態調査に係ります臨時職員賃金などとして570万2,000円を計上いたしました。  6款商工費1項商工費3目観光費では、ふるさと雇用再生特別事業といたしまして、木津川市の観光事業などの担い手づくりに係ります費用といたしまして1,867万円を計上いたしました。  23、24ページをお願いをいたします。  7款土木費2項道路橋梁費3目道路新設改良費では、木津駅東側の水路をボックス化し、道路整備を行うための測量設計委託料として2,000万円を計上するものでございます。  3項河川費3目河川新設改良費では、準用河川東光寺谷川改修事業に1,300万円を計上いたしました。  9款教育費2項小学校費1目学校管理費では、施設管理事業におきまして市立小学校の扇風機設置工事費など小学校の施設改善費といたしまして3,513万1,000円を計上いたしました。  25、26ページをお願いをいたします。  3項中学校費1目学校管理費では、施設管理事業として、木津南地区に平成23年度開設予定の新設中学校に係ります用地購入費用として14億5,450万円を含めまして、施設修繕などに14億6,228万8,000円を計上いたしております。  27、28ページをお願いをいたします。  5項社会教育費5目文化財保護費では、恭仁宮跡整備活用事業におきまして、旧恭仁保育園を史跡恭仁宮跡公開展示施設として整備する費用として2,867万4,000円を計上いたしております。  6項保健体育費2目体育施設費では、市民テニスコート改修工事として604万7,000円を計上いたしました。  内訳といたしましては、平成20年度に木津川台テニスコートの3面の改修を予定いたしておりましたが、1面未改修でありましたので、この改修と、スポーツセンターのテニスコート2面、約330万円でございますが、これを改修するものでございます。  3目学校給食費では、木津学校給食センター管理事業におきまして、空調の改修のための工事費として8,050万円など、1億164万7,000円を計上するものでございます。  以上で補正予算第2号の補足説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますよう、お願いを申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 16番、曽我です。  21、22ページのところで、観光振興のところでふるさと雇用の関係がありました。それと、その下に平城遷都1300年祭に関して臨時職員の賃金が出ております。この二つについて、もう少し詳しくご説明を願いたいというふうに思います。具体的にどういう仕事をする人なのかということも含めて、教えていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。  ただいまの曽我議員のご質問につきまして、お答えをさせていただきます。  今回、ふるさと雇用の基金事業の関係で、まずは観光振興事業といたしまして7名の雇用のお願いをしております。  このことにつきましては、新たに木津川市として市域全体を包含する新しい観光協会の設立に向けましての取り組みを行おうということで、平成21年度から3年間にかけまして木津川市内の各団体に呼びかけまして、そういう組織をつくっていこうということで、今後、取り組んでいきたいという内容でございます。  したがいまして、今現在あります加茂町域を中心とした観光協会の役員の方々とは十分話し合いをさせていただきまして、その方向で今後の新しい展開については、合意と言いますか、方向的な確認はさせていただいておりますし、それぞれの旧3町にあります商工会、そういった団体の役員の方々ともその方向で調整していこうということで、今後、具体の協議をしていくという内容でございます。  したがいまして、今年度、来年度、再来年度、3年間かけましていろいろと協議を行い、関係団体の世話人会なども立ち上げまして、新しい団体の設立に向けた取り組みをしていきたいと、こういう内容でございます。  それから、もう一つの平城遷都1300年祭と第26回の国民文化祭の関係でございますが、これもこれをお認めをいただきますと、7月から年度末までの9カ月間、4名の臨時職員を採用していきたいという考えでございます。  これは、両事業、これらの1300年祭、あるいは国民文化祭の事業に今後具体的な事務事業がかなり出てまいりますので、そういった中で臨時職員を採用して、この二つの大きなイベントを成功裏に結びつけていきたいということでお願いをしているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 16番、曽我です。  平城遷都の方の職員の雇い入れはわかりました。ところが、観光協会の方なんですが、7人を3年間ということですが、具体的にどんなことなのか、もう一つ今の説明ではよくわからないのです。  といいますのは、各地域の商工会なり観光協会なりの理事さんやら役員さんがいらっしゃいますけれども、その方たちを雇うというわけではないんだろうなというふうに今の話では思いましたので、あるいはその方たちと会議をするためのいろんな交通費とか、そんなことに含まれるのかどうかということなんですが、7人ということが出ていますので、ちょっとよく理解できないんですが、もう少し具体的に仕事内容などについて教えていただきたい。それと、どういう人を雇うのかというのも教えていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 曽我議員の再度のご質問にお答えをさせていただきます。  ご質問のとおり、現在の3町の商工会の職員の方とは切り離して、新たに7名を雇いたいということでございます。  組織の内容についてもう少し具体的にということでございますが、まずは今現在、合併前からいろいろと旧3町で取り組んできておりますイベント関係について、やはり市としてどうあるべきかということで、1年間通じたあらゆるイベントを今後市として、いわゆる将来的な観光協会が中心となりましたイベントにしていくための企画関係、あるいは市民の皆様方、あるいはいろんな広くPRするための、そういうPR関係のホームページの管理でありますとか、全体の企画管理関係についてスタッフを充てていきたい。  二つ目には、木津川市の特産品であります農産物、あるいは新たな土産物、そういった産物のPRなどの、いわゆる物品の販売関係についても一つにまとめていきたいと。  三つ目には、今現在、加茂町域・山城町域にございますふるさと案内の会とか、あるいは山城の森林組合とか、そういう観光地もございますので、そういう関係の案内関係、さらには案内資料の作成に伴います散策路の整備でありますとか安全確保の整備の検討とか、幅広く木津川市が持っております観光のそういった素材をそれぞれどのような形で整理をしていくかということで、今後、この今年度スタートといたしまして具体的に詰めていきたいということでございます。  いずれにいたしましても、ちょっとめどはまだわかりませんが、旧3町の商工会の合併の話も、今、事務局レベルではいろいろと調整をしていただいておりますし、定期的に事務局長と我々の観光商工課の職員が定期的な会合もしておりますので、そういった中で具体的な調整も進んでいくものというふうに思っております。  先ほど申し上げましたように、組織化の手順につきましては、やはり中心母体となります商工会の関係の皆さん、それから先ほど申し上げました市内にあります各団体の関係の皆さんと今後十分調整をしていきたいと、そういった中でこの臨時職員を十分活用していくと、こういう考えでございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 曽我です。  詳しい説明はいただいたんですが、今、その中で私がイメージしたのは、3年間に限るけれども、7人で新しい一つの課みたいなものをつくって、いろんな観光行政を先導していきたいということなのかなというふうに聞いたんですが、ただそれを3年間の雇用で言うと、何かある意味すごく無責任なのかなという気がするんですが、これは市の定年退職した人とか、あるいは今まで商工会関係のお仕事をしていた人、いわゆるこれ専門職でないと、いきなり人を雇ってこんなことができるとは思えませんので、その辺のお考えがどんなふうなのか。それで、この3年が終わった後で市職員との連携がどんなふうになるのかということがちょっと気になるんですが、その辺、計画があるんでしたら。ただ、何の計画もなく、7人、とりあえず予算を上げただけですというのでは、非常に難しい問題だというふうに思いますので、もう少し具体的な計画について教えていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長です。  曽我議員の再度のご質問にお答えをさせていただきます。  3年間という期間限定で非常に無責任にならないかという心配のご質問でございますが、逆に言えば、今回のこういった制度がたまたま100%使えるような支援の中で取り組めるということで、逆にチャンスだと考えております。  したがって、今取り組まないと、今後、こういう機会を逃すと、いわゆるうちの木津川市の一般財源を持ち出してこういう組織をつくるためにはかなりのエネルギーが要りますので、今から取り組んでいくという考え方が正しいんではないかというふうに考えております。  したがいまして、3年たつとこの国の支援が得られないんではないかということ、もちろんそういった制度でありますから、3年の間にきちっと整理をしなければならないのは当然でありますし、ことしはたまたま初年度になりますので、十分、曽我議員のご心配いただいております内容は我々も注意をしながら、もう少し目に見えた形が1年後には形として出てくるんではないかというふうに思っておりますので、とりあえず無責任なアルバイトに任せると、こういう考えではなくて、指導は、先ほど言いましたような各団体の方々と十分調整をしながら、この臨時職員をうまく使っていきたいと、こういう考えでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  酒井さん。 ◯4番(酒井 弘一) 2点お願いいたします。  予算書の24ページなんですが、一番初めの市長だったかと思います。提案の説明の中で、小学校の扇風機、すべて設置を終えるというような言葉があったと思うんですが、そのことを、つまり今年度で扇風機の設置を完了するというふうに聞いたんですが、間違いないのかどうか。当初は、5年計画で、今、2年目に入っておったかと思うんですが、そのあたりがどういうふうに変わるのか、それが1点です。  もう1点は、いただいている参考資料で申した方が早いと思いますので、これで申します。  裏面の緊急雇用対策事業として、1、2、その他となっています。今の曽我議員のやりとりの中でも、1番のふるさと雇用再生については、臨時職員を4人という答弁がございました。こんなふうに、特に2)「緊急雇用創出事業」と項目を上げていただいています。それなので、年度内の臨時の雇用というふうに理解いたしますけれども、それぞれどの程度の人数の雇用を創出効果を考えておられるのか、まとめて説明いただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。  今回、酒井議員のご質問の臨時職員等の採用の人数でございますが、一つ目のふるさと雇用再生特別事業で7名、そして緊急雇用創出事業で合計で69名の全部で76名ということでございます。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 酒井議員の質問にお答えしたいと思います。  扇風機の件でございます。  今年度で終了予定をいたしております。 ◯議長(中野 重高) 酒井さん。 ◯4番(酒井 弘一) 扇風機の件はよくわかりました。  2番目にお聞きをした件ですが、先ほどの曽我議員と生活環境部長とのやりとりで、聞き間違いがあったのかもしれませんけれども、新木津川市観光協会の立ち上げで7人、その他で4人というふうに先ほど説明があったかと思うんですが、7人と合計69人足して76人の雇用というふうに今あったかと思うんですけれども、臨時雇用の面でどれほどなのかと私はお聞きしたつもりなんです。もう一度、わかるように説明してください。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 酒井議員のご質問に再度お答えいたします。  基本的に、先ほど申し上げましたふるさと雇用関係も、いわゆる緊急雇用対策の76名は、すべて臨時職員の雇用という形でございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 伊藤さん。 ◯1番(伊藤 紀味枝) 17、18ページをお願いいたします。  老人福祉費の中で、高齢者住宅用の火災報知機、これ消防法で既存の建物には23年の何月だったかちょっと忘れたんですが、設置しなければならないということが決められております。大変、この4,000万円という給付金はありがたい。質問といたしましては、高齢者の方の1世帯の中の1軒に対して、例えば部屋によって部屋数が多いところ、少ないところがありますよね。それによって制限があるのか、何台してもいいのか、5台でもいいのか、いや、何台、その家に1件だけなのかということの質問と、それから高齢者ということで、一応何歳ということをはっきりと明記されているのかどうかということをお聞きします。 ◯議長(中野 重高) 保健福祉部長。    (保健福祉部長 大西 茂君登壇) ◯保健福祉部長(大西 茂) 保健福祉部長でございます。  伊藤議員のご質問にご答弁をさせていただきます。  まず、台数でございますけれども、基本的には各部屋にそれぞれ設置していくということは基本でございますけれども、その中で特に寝室、あるいは台所、それから寝室が2階にある場合には階段といったことで、少なくとも3カ所は設置する必要があるだろうというふうに言われております。  今回、その中で特に助成といたしましては、そのうちの3分の2ということで、2台というものを限度として助成をしていきたいというふうに考えております。  それから、特に火災については、高齢者世帯の方の被害が大きいということも統計上出ておりますので、基本的に高齢者の世帯に限ってこの対応をしていくというところでございます。  年齢につきましては、基本的にまだ具体的な要綱というものをこれから詰めていきますけれども、65歳以上ということを基本に考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 伊藤さん。 ◯1番(伊藤 紀味枝) すごくありがたい給付金なんですが、今のところ、1軒の家に大体3カ所ぐらいつけるということで、それの2台分というのは、ちょっと何か腑に落ちないというのか、もう少し同じするならば、きっちりと台所、寝室、やはり階段とかといった場合、きっちりとしてあげた方が、何か中途半端な私はやり方のように思うんですが、いかがなものかな。もう少し台数ふやして、しっかりと。  それと、こういうことがあるということを、これは質問じゃなくてお願いなんですが、広報でしっかりと住民の方にわかっていただけるような、そういうことをしていただくように、これはお願いです。  2台ぽっきりというのはちょっと腑に落ちないので、もう一度お伺いします。 ◯議長(中野 重高) 保健福祉部長。    (保健福祉部長 大西 茂君登壇) ◯保健福祉部長(大西 茂) 保健福祉部長でございます。  伊藤議員の再質問にご答弁を申し上げます。  基本的に、法律で23年5月31日までに既存住宅については設置しなければならないというふうに義務づけられました。  このことにつきましては、まず一つは、皆様方に周知をしていただくということと、設置個所については、一番最も大事なところというのは寝室だと言われております。寝室、それからもう1カ所は台所付近というふうな形で指定をされております。
     そこで、まずこれをきっかけにできるだけ多くの場所に設置をしていただきたいわけでございますけれども、行政といたしましては、基本的に必要とされている場所については少なくともこれを設置していただく、それを起爆として、またさらに必要なところがあればというふうに考えております。そういうことで、ご理解の方、よろしくお願いいたします。  それから、周知につきましては、これは十分徹底をしていかないことには、申請をしていただいて設置をしていくということで期限が決まっておりますので、できるだけすべての方につけていただけるように周知徹底を図っていきたいというふうに考えております。 ◯議長(中野 重高) 伊藤さん。 ◯1番(伊藤 紀味枝) 期限が決まっているというお話ですので、何月までに申請しなければならないのか、教えていただけないでしょうか。 ◯議長(中野 重高) 保健福祉部長。    (保健福祉部長 大西 茂君登壇) ◯保健福祉部長(大西 茂) 保健福祉部長でございます。  伊藤議員の再度のご質問にご答弁を申し上げます。  法律で、これは消防法でございますけれども、既存住宅について23年の5月31日までに設置することが義務づけられているということでございますので、これは今回、予算を通していただきましたら、今年度中に皆様方にこの周知を図っていくということで考えております。  この申請時期でございますけれども、本年度は21年度ということで、この制度を使ってさせていただくわけでございますけれども、23年の5月31日までこの法律によって義務づけられている設置期限というのがございますので、この期限内にすべての高齢者の方につけていただけるように、施策としては21年度並びに23年の5月31日までの間にこの設置給付事業を続けていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほか。  梶田さん。 ◯9番(梶田 和良) 9番、梶田でございます。  ちょっと質問させていただきます。  16ページの公用車管理事業費の部分で、6台のハイブリッド車を購入ということでございますが、どういった内訳になっているのか、お聞きしたいと思います。  実質的に使われているものであると思いますが、特にこれは大型車というのか、乗用車というんですか、その辺の普通の車かなと思いますが、その辺についてのハイブリッド車を、ここで6台を入れかえる中身を教えていただきたいと思います。  それから、先ほども酒井議員の方から質問がありましたが、答弁を聞いておりましたら、観光振興事業、一応、3年間で各種団体で21年度から観光協会を新規でつくっていくということで聞いておりますけれども、7名の方をどういう方というのはまだはっきりというのはわかっていないような感じがしますが、それよりも観光事業は何がしたいのかという答弁が全然ないと思います。木津川市として何をしたいのか、そして何がしたいがために、こういうふうな人を雇ってという方針、それがあるにかかわらず答弁されていないということはちょっといかがかなと思います。  それから、商工会を中心に各種団体とおっしゃっておられますが、3年間では絶対できません。無理です。過去におきまして、熱心な加茂の商工会におきましても、恭仁京まつり等を推進されておられますが、5年間についてはやっておられますが、お金がなくなった後にはもうできないというようなこと、その結果の方も踏まえていただきたいと思います。  だから、そういったことについては、何がしたいか、どういうまちづくりをしたいか、どういうふうに市民と協働・共存・協議して、そういったまちの振興につなげていくかという屋台骨がなければ、途中でとんざしてくのが今までの過程でございますので、行政がこれを主としてやっていくならば、十分検討しなければならないと思いますので、その辺についてのご答弁をお願いしたいと思います。  と同時に、28ページの文化財のことでございますが、現状、今、恭仁保育園の後でやっていただいておりますが、そういった部分も踏まえて、やはり木津川市全体、旧3町全体の文化財の推進のためにも、ここにも書かれておりますが、出土品の展示等、きちっとした展示等のできる場所がないんではないかなというふうに考えるわけでございます。  ただ、倉庫というような感じで物を置いているというふうに考えておりますので、やはりそういった観光の資源の方の部分を考えて、そういう財産があるにもかかわらず出土されたものが、いわゆる倉庫がわりになって置いているというようのが現状ではないかと思います。  だから、そういったことも踏まえて、この観光振興をどうしていくかということを木津川市として一つの題目を立てないと、ただ国からいただいたお金がむだに終わってしまうのではないかなと、今までの過去の経過からすべてむだに終わっているというふうな結果が出ておりますので、いかにつなげていくというのが大事ではないかなというふうに考えますので、その辺についてのご答弁をお願いします。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  軽のハイブリッドの自動車購入についてのご質問について、お答え申し上げます。  5月末現在で、現在、普通公用車として116台所有をしてございます。市の公用車の方針につきましては、市として公用車何台が適正であるのかということで委員会を立ち上げをいたしまして、公用車の廃車基準、買いかえにつきましては、20年の11月に基準を定めました。  減車・配置替えにつきましては、21年の5月、これを定めまして、公用車の適正な管理に向けて取り組みを進めているところでございます。  その中で、減車の必要性がある一方、公用車が非常に老朽化をしてきてございます。安全管理、また環境を考える上で非常に課題となってきているところでございます。  今回、地域活性化経済危機対策臨時交付金を活用いたしまして、老朽をいたしました公用車を低公害車(ハイブリッド車)に買いかえる予算を計上させていただきました。  軽自動車のハイブリッドにつきましては、普通乗用車と貨物車、これが販売されておりますが、今回は軽貨物車を購入するということにさせていただきました。  これは、先ほど申し上げましたが、委員会の中で市としては、普通乗用車よりも軽貨物の方が多様な事業へ対応できるということで、軽とさせていただいたところでございます。  低公害車の買いかえによりまして、低炭素社会の実現に寄与するとともに、燃費関係の関係も含めて対応していくと。  内訳といたしましては、箱の軽自動車が3台、それと軽のトラックが3台というふうになってございます。6台の軽自動車は購入をしていくということにさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 梶田議員のご質問にお答えをいたします。  どのような思いを持っているのかということでご質問をいただきました。  今回の観光振興事業につきましては、やはり木津川市の本当にすばらしい文化財、また国宝、また歴史的な街道、いろんな学研も含めまして、たくさんのすばらしい資源がたくさんございます。  そういったものをどのように今後市内・市外・世界に発信していこうか、また多くの方に訪れていただこうかということで、これまでそれぞれのまちで取り組んでいただいていた経過もございますが、ぜひとも3町がすばらしい今までの経過も踏まえまして、多くの皆さんのお力を結集していただく中で、やはりこういったものをどのように活用していこうかということの発信ができる、そういった母体になればというふうに考えております。  とりわけ、この1300年祭事業は、もう既に準備が始まっておりますし、先日もその立ち上げをさせてもいただきましたが、そういったやはり事業を通じてこういった団体を立ち上げる中で、先ほども部長からも答弁がありましたように、文化財だけではなく、いろんな新しい物産、そして魅力発信に向けての英知を集結してPRをしていくということです。  それと、やはり発信だけではなかなか新しい施策というのはできませんので、それぞれ持っておられる、やはり魅力のある地域、そういった皆様がやはり自分たちで何が発信できるのかという、そういった思いを持っていただくことによって、こちらがこれしましょう、あれしましょうじゃなくて、じゃあ私たちはこういう方向でPRをしますよ、こういった形で発信していきますといった、そういったそれぞれの皆さんの思い、そういったものが表に出てきやすいような、そういった助けられるような、そういった団体であってもいいのかなというふうに思っておりますので、とにかくこの1300年祭、国民文化祭は最大の私はチャンスだと思っていますので、こういったものを立ち上げる中で前に進んでいきたい、そして将来にずっとつなげていけるような組織にしていきたいという強い思いを持っております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 梶田議員の質問にお答えしたいと思います。  文化財の関係で質問をいただきました。  文化財のいわゆる発掘調査は毎年行われるものでありまして、遺物と言われるものは毎年ふえてくるというような状況がございます。  確かに、倉庫的なものになっているところも見受けられるところがあるんですけれども、今回、整備させていただきますのは、そういった貴重な遺物を展示をしていくという施設でございますので、倉庫を建てるというようなことではございませんので、ご理解をお願いしたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 梶田さん。 ◯9番(梶田 和良) 16ページの公用車の費用につきましては、本当によく考えたらすばらしい購入ではないかなというふうに思って、賛成をいたします。  それから、今の教育部長の話でございますが、当然でありまして、今まで本当にすばらしい文化財といろいろ出土してきました分を長年にわたって展示するところがなかったというようなことにおいて、きっちりと展示していくということによって、また観光資源の一つにもなるかなと思っておりますので、これも大変すばらしいことだと思います。  それから、先ほど市長から答弁がありましたが、この3年間で本当にやっていかないと、市民が発見できるような方向性をまず示していかないといけないんではないかなと思います。  といいますのは、各種商工会団体等では期待されていると思いますが、今回の総会の議案書に提案されました部分については、遷都1300年に対してどういう事業をしていこうというような思いが全く書いておられません。  だから、そういった部分についてから、もう既に商工会としては普通にやっておけばいいんじゃないかなというような、今度の総会資料であったというふうに思っておりますので、十分にこの7名の方がよほど経験を積んでそういったいろんな人を動かせるだけの魅力ある人物でなければ、恐らくこれは絵に描いたもちに終わるんじゃないかなと。  それと同時に、それよりも、いわゆるふるさと案内といった、たまたま例に挙げましたが、そういった各種団体の方の方が非常にやる気のあるというんですか、そういったものに乗ってきていただいて、自分たちがこういう観光づくりをしていこう、こうしたまた推進をしていこうという思いを持っておられる方々を重視する方がリーダーをつくるのにはすばらしい研修というんですか、この費用に当たるんではないかなと私は思います。  商工会におきましても、3商工会がございますが、今まで長年やっておられましたことを見ておりましても、なかなかそこまでは乗ってこられないというのが現実でございます、これは。  したがって、それも利用していただいたら結構とは思いますが、特に自らやっていこう、自分たちのまちを、自分たちのこの市をどういうふうにやっていこうという人たちが集まる団体でなければ、恐らく成功していかないんじゃないかなというふうに思いますので、十分、その辺の人員と言いますか、この7名の方の指導力ある方を採用していただきたいなというふうに思います。  それは、まず思いに、自分が何がしたいというふうに持っておられる方がすばらしい方ではないかなというふうに思いますので、その辺につきましては、要望で置いておきます。  今質問したことに対しましては、すべてすばらしいことでございますので、どうぞ推進していただきますようお願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 梶田議員の、今、ご意見をいただきました。  私も思いは、皆さんがやはり自分たちの自慢を発信していただくということが原点だと思っております。  団体がこうしましょう、ああしましょうと言うんではなくて、やはり自分たちの宝物、自分たちのすばらしいものを、じゃあ自分たちの立場でどう発信できるのかということが私は成功の秘訣だというふうに思っております。  先日も、「源氏物語千年紀」を先導された方とお会いして、長い間、お話をさせていただきました。「源氏物語千年紀」は、本当に世界まで発信をされまして、大変多くの方がそれにかかわられたということを聞いております。  例えば、お菓子屋さんでありますと、源氏に関連するお菓子をつくってみたり、また染め屋さんでありますと、そのときの古代の染色をしてみたり、田んぼでアートというように、田植えをした後でお姫様の形に切り抜いて、上からアートのように写真を撮ったりと、それぞれの立場の人が自分たちのできることで発信しようということでされた結果、あそこまでやはり広がったというふうに聞いておりますので、行政なり団体からあれしなさい、これしなさい、ああしましょうでは、きっと盛り上がらない。自分たちが何を発信できるのか、それをやはり熱く持ってもらえる、そういったことができることによって私は成功できると思っておりますので、そういったきっかけになれる、起爆剤になれる、そういった団体をつくり上げていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 質疑の途中ですが、11時20分まで休憩します。    午前11時01分 休憩    午前11時20分 再開 ◯議長(中野 重高) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑。  宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) 参考資料に基づいてお聞きをします。  まず第1は、保育園や幼稚園などの改修事業、これは大いに評価をしたいと思いますが、これらが地元企業にどれだけの経済効果を与えるのか。入札については、条件付一般競争入札等によって地元業者が請け負えるような中身になるのかどうかについて、お聞きをしたいと思います。  あわせて、この地域活性化経済危機対策臨時交付金という、名前からしても政府の思い、景気回復という思いからして、中学校の用地取得だとか、プール利用者の駐車場用地の取得というのがどれだけ経済波及効果をもたらすのかと。  中学校の用地については、関公費の建てかえ事業があるわけですが、より有利なということになるのかもしれませんが、こういう形で取得をしようというわけですが、その点についてどういうふうに考えているのか、お聞きをします。  それから、もう一つは、参考資料の裏面にあります緊急雇用対策事業であります。  それで、市長はさきの臨時議会での答弁で、市民の暮らしの実態ということを市長が見聞されていることについて答弁をされました。そういう実態からも、セーフティネットを充実するということは必要だと私も考えます。と同時に、安易な首切りを許さない、企業の雇用の責任、社会的責任を果たせということも、これもまた大事なことになっています。  今のこの経済状況、経済危機の中で、市内業者に対してどのような働きかけをしてきたのか、雇用の拡大の働きかけについての市長の取り組みについてご報告いただきたい。  あわせて、これは後に補正予算の委員会がありますから、そこでまた詳しく議論されると思いますので、先ほども少し数字的な報告もありましたが、緊急雇用対策事業における雇用の人数と期間、それから応募方法、それからそのねらい。ねらいは、この参考資料にも1行書かれていますが、そうしたものをちょっと一覧にまとめて議員に配付をして、特別委員会での議論ができるような形をつくっていただきたい。  以上であります。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 宮嶋議員のまず1点目の入札に関するご質問について、お答えをさせていただきます。  まず、市内業者に入札が行くのかということでございますが、私ども、まだ起工伺いなりが上がってきておりませんが、この分、どういうようなものか具体的にはわかっておりませんが、数字的に見ますと、条件付一般競争入札にふさわしいものだというふうに思っておりますので、市内業者により競争にされるというふうに思っております。  これにつきましても、業者選定委員会におきまして十分な審議を行いながら一般競争入札に付していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  今回の予算編成についての木津川市の考え方はというご質問でございます。  今回の補正予算につきましては、参考資料でお渡しをしておりますが、地域活性化経済危機対策臨時交付金、これに基づきます経済対策に限定をいたしました。原則、限定をいたしました補正予算とさせていただいてございます。  この補正予算編成に当たりまして、まず4月23日に市としての雇用対策の会議を設けてございます。  この会議によりまして、今回の予算要求の基準、本年度予算要求したもので事業の繰り延べをしたもの、また事業の縮小を行ったもの、それにつきましては、この1から4に参考でまとめさせていただいたものでございます。  そのほかに、国の補正予算によって追加される補助事業、ふるさと雇用の特別事業として、この裏面にございます緊急雇用対策事業としてまとめをしたもの、これらに基づいて予算編成をしたところでございます。  先ほど具体的に中学校の用地、プールの取得についてというご質問でございますが、中学校の用地につきましては、23年度の当初予算でお願いをするということにいたしておりましたが、この買い取りの費用につきましては、すべて一般財源で賄うということにさせていただいてございます。
     今回、この交付金が活用することができるということになりましたので、中学校用地を買い戻しするということにさせていただいたところでございます。  また、プールの取得につきましては、これは旧山城町の時代からでございますが、府道上狛城陽椿井バイパスということで、狭隘な道を広くしてほしいという旧町の願い、非常な要望活動を受けまして、本年度、府の土木事務所から5月22日にこの道の工事をするというような連絡がありましたことから、今回、610.18平米を京都府へ売却するということで予算に計上させていただいたところでございます。  現在の使用状況といたしましては、山城プールの駐車場ということで利用させていただいてございます。少し面積は狭くなりますが、まちの均衡ある発展のために必要な用地ということで、今回、京都府へ売却をするものでございます。  これの売却につきましては、予算書の11、12ページで、費用2,269万7,000円の売却の収入がございます。これに対応するものとして、27、28ページをごらんいただきたいと思います。  27、28ページの9款教育費5項社会福祉費10目山城総合文化センター等運営事業費で土地購入費、これがございます。土地開発基金にある土地を買い戻しをし、京都府へ売却をするということにさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員のご質問にお答えをいたします。  どういった働きかけをしたかということでございます。  今回の補正でもいろいろと提案をさせていただいておりますが、これまでなかなか予算のときには計上できなかったいろんな修繕でありますとか、またそういった改修でありますとか、そういうものを予算のときに限られた予算内でくくらなくてはいけないということで、細かく予算査定をさせていただいております。  本来ならば、一気に改修、また修繕をしていきたいという思いもありながら、少しずつご辛抱いただきながら年度を延ばしていたりという点もございましたので、今回、こういった交付金をいただく中で、できるだけ多くの皆さんが喜んでいただける、目に見えてよくなったと言っていただけるような、そういった子どもからいろんな施設につきまして改修・改善をさせていただこうということで、まとめてそういったものを集めさせていただきました。そういう中で、いろんな仕事が発生してくるというふうに考えております。  また、先ほどの高齢者対策につきましても、市内の電気業者の皆様にもご協力をいただこうというふうに思っておりますので、今回の補正の中で、多くの市内の業者の皆様にも仕事が行き渡るようにという考えを持っておりますのでえ、今後もそういった方向で進めさせていただきたいというふうに考えております。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 宮嶋議員の最後の4点目のご質問と言いますか、ご要望につきまして、お答え申し上げます。  今回、ご提案しております各事業の事業計画に基づきます、それぞれの事業内容について、人数、あるいは期間等の一覧表ということでございますが、後日行われます予算特別委員会に配付できますように準備をさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) 再質問いたします。  まず、改修事業等については、条件付一般競争入札ができるだろうということなんですが、どれほどの仕事が地元に落ちると言いますか、いわゆる経済効果はこれによってどれぐらいなのかという試算があるのかどうか、これをまず聞かせていただきたい。  そのことと、それから市長に聞かせていただこうというのは、ちょっと今の答弁とは違うんです。要は、先ほども言いましたように、暮らしの実態が厳しいということは、前の臨時議会でも市長も述べられました。私もそのとおりだと思います。だから、セーフティネットというのは大事なんです、充実するというのはね。だから、その意味で、今回の緊急雇用対策事業も、それ自身は大事だと思っていますが、しかし限界があるわけです。  人が仕事をするという場合、もちろん木津川市もこの夏に職員を新たに募集しますので、それも一つですが、民間がしっかりと人が雇用できるかどうか。特に、中小企業、木津川市というのは別に大きな企業の城下町ではありませんので、大きな企業があって、その企業が大量首切りをしたとかというようなまちとは違いますけれども、幾つかの研究所や幾つかの大きな企業もあるわけでありまして、そういう企業の責任で雇用を確保する、また商工会の実情なんかもありましょうけれども、中には雇用拡大ができるようなところもあるかというふうに思うんです。そういう企業や商工会と、この雇用問題でどういう市としての働きかけをして、またそういう企業からの要望を受けているのかということですね。  これについては、いろんな国や府のレベルでも人を雇えば、その雇った分について助成をするという仕組みは幾つかあるわけですから、そういうことも含めて、市長として市民の雇用についてどういう働きかけをしているのかという、そのことをお聞きしたいわけです。  もし、まだそういうことが不十分なんであれば、やはりそのことが大事ではないかというふうに思いますので、ぜひその点についてお答えいただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 宮嶋議員のご質問にお答えをいたします。  ちょうど研究所、また企業につきましては、今回、平城遷都1300年の実行委員会の委員にも入っていただいておりますところがたくさんございまして、私自ら委員になっていただきたいということで、1件ずつお願いに回りました。そのときに、現在の厳しい状況などもお話を聞かせていただいた経過もございます。  今、この状況をどのように会社ぐるみで生き残っていくかということが非常に今大事なときであるということの中で、社員が結束してこの時期を乗り越えたいというふうにお話もされておられましたし、またなかなか受注が全く途切れてしまって仕事が来ないということもお聞きをしております。  そういった中で、市としてどういうことができるのかというところまでなかなかその時点では踏み込めなかったわけでございますが、何か市としてまたご協力できることがありましたらまたご相談賜りますといったことも、そこの皆さんとお話をさせていただいて帰ってきたところでございます。  今後、どういったご要望があるのか、またどういった施策が有効なのかということも十分検討はしていきたいというふうに考えております。 ◯議長(中野 重高) 宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) ぜひ、積極的な市長の働きかけを求めたいと思いますが、「私のしごと館」を使って、いわゆる就職フェアというのが次にまた計画されております。積極的にこの木津川市の企業に出ていただいて、積極的な求人活動をしていただきたいというふうに思うわけですが、その就職フェアについての取り組みについて、最後に聞かせていただきたいというふうに思います。 ◯議長(中野 重高) 市長公室長。    (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 宮嶋議員の再々質問にお答えさせていただきます。  就職フェアということで、いわゆる学研都市の就職フェアということで、第4回目を7月2日と日程を設定させていただきまして、現在準備させていただいておりまして、ホームページ、あるいは広報の6月号で掲載させていただきまして、そういった形で、市内と言いますか、学研都市ということで連帯をいたしまして、雇用の機会を設けていきたいということで、現在、企業約20社ほどをめどに呼びかけをいたしておりまして、そういった中で、いわゆる雇用の機会を促進をしていきたいということで準備いたしておりますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。 ◯議長(中野 重高) ほかに質疑。  深山さん。 ◯11番(深山 國男) 11番、深山です。  ページ数で言いますと22ページなんですが、一番下に書かれています道路維持工事費が1,600万上がっているわけなんですが、これはありがたいことに私は加茂町時代からずっと言ってきたことなんです。それで、一般質問もさせていただいています。近々では、織田議員が2年ほど前に一般質問をされたことだと思うんですが、そういうことで、このガードパイプと言うんですかね、南加茂台の京内橋から南加茂台1丁目までにわたる約1キロメートルのガードパイプ、これがさびだらけというんですか、大変傷んでおりまして、それはかねてより指摘をさせてもらったんですが、今回、地域活性化のこの交付金で何とか実現できたということは大変ありがたいことなんですが、実際、どういう工事をされるのか。  というのは、前の町長は、ちょっと傷んだところだけを直すんだというふうなことだったんですが、これ全面的に塗り直しをされていくのか。1,600万もあれば、かなり大きなことができると思うんですが、その辺、詳しいことを少し教えていただきたいと思います。  それから、28ページになるんですが、一番上の文化財保護費の中の恭仁宮跡の展示施設、これに2,694万1,000円が上がっておるわけなんですが、保育所跡ということで狭いところなんですが、一体どういう青写真ができているのか。この恭仁宮だけではなくして、ほかのところの遺跡のものもここに入るのかどうか。例えば、馬場南遺跡とかありますね、そういうものが入ってくるのかどうか、そこをひとつお聞きしたいと思います。  三つ目ですが、20ページです。これの真ん中辺、児童措置費の中の子育て応援特別手当、先ほどの説明によりますと、1子から、昨年は2子からだったんですが、1子から3万6,000円、対象は2,406人というふうにお聞きしておるわけですが、これは平成21年度に限ってのことであり、その後は全くなしということだと思うんですが、子育て応援特別手当事務交付金を使うわけですから、それを利用してやるんですが、これを多少単価が下がっても継続していけないのかどうか、その辺のひとつ考え方をお聞きしたいと思います。  四つ目です。ページ数がちょっとわかりませんので、参考資料をいただいているところの2ページの緊急雇用対策事業の中で、真ん中辺からちょっと下ったところに、廃屋調査事業として570万2,000円と上がっておるわけです。この廃屋は、私の田舎のことを言っても申しわけないですけれども、どこでも全国津々浦々あるんじゃないかなというふうに思うわけなんで、これが一体どれだけの人数を雇用してやられていくのか、また具体的にその廃屋がそういうのが指摘されていくわけなんですが、それを一体どういうふうに今後やっていくのか。もう調べるだけ調べて、それをほうったらかしということではないのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。  深山議員のまず1問目のご質問にお答えさせていただきます。  22ページの道路維持管理事業費の内容でございますが、これにつきましては、南加茂台の幹線道路、防止柵の塗装工事を計上させていただいております。防護柵の塗りかえにつきましては、1.2キロメートルございます。その内容といたしましては、塗装、さび落とし、下塗り、中塗り、上塗りとしてございます。朽ちくしているものにつきましては、取りかえをしていきたいというふうに思っております。予算額800万円でございます。  その後、あと800万につきましては、南加茂台のバスロータリーの道路舗装修繕工事を計画をしております。アスファルト舗装工、表層と基礎1,000平方メートルの計画でございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 深山議員の質問にお答えしたいと思います。  文化財の関係でございます。  この件につきましては、議員ご承知のように、恭仁保育所跡を利用いたしまして、いわゆる展示スペースを設けた形での整備をしていこうということで考えているところでございます。これにつきましては、以前の市議会でもかなりの論議があって、いろいろ説明をさせていただいたところでございます。  青写真につきましては、今現在作成中でございます。  そして、今後、恭仁宮だけの展示ではなしに、そのときにも申し上げておりましたけれども、木津川市全体の文化財の展示場としての役割を果たすということで考えております。  議員ご指摘のように、馬場南遺跡等、いろんな重要な遺跡がございますので、そういったことも展示をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 保健福祉部長。    (保健福祉部長 大西 茂君登壇) ◯保健福祉部長(大西 茂) 保健福祉部長でございます。  深山議員の3点目のご質問にご答弁をさせていただきます。  子育て応援特別手当につきましては、21年度、さらに今回の補正ということで、国の交付金事業として定められたことによって実施をしているというものでございます。  次年度以降、今後というところでございますけれども、このことにつきましては、国の政策がどうであるのかということの見きわめをしながらということで、その動向によるものというふうに判断をいたしております。  それから、通常の児童手当というところにつきましては、これは21年度の予算につきましても約5億7,000万近い児童手当の交付金事業というものを通常事業として実施をいたしております。  今回のは、これはあくまで子育て応援の特別手当の実施事業ということで取り組んでいるというところでございますので、今後は国の動向によるというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 深山議員の4点目のご質問にお答えをさせていただきます。  緊急雇用の廃屋の実態調査事業でございますが、この関係につきましては、6名の臨時職員を採用したいというふうに考えております。  このことにつきましては、過去2年間にわたりまして織田議員の方からも何回かご質問をいただいておりまして、なかなか遅々として進まないという指摘を受けておりますが、逆に言えば、それだけ難しい問題が多くはらんでいるというふうに考えております。  今回、緊急雇用で考えておりますのは、まずは木津川市内の全体を見渡す中で、いわゆる廃屋の定義を明確にいたしまして、市内にどれだけの廃屋があるか実態調査をしてまとめていきたいというふうに考えております。  それが目的ではございませんので、とりあえずまとめた中で、第2段階として所有者の方へ適切な管理指導を行うような形をどうする形がいいのかということもあわせて整理をしていきたいと。  これは全国の事例もそんなに多くありませんので、全国の事例を踏まえながら、木津川市としてどうあるべきかということを、これ2年間いろいろとご質問を受けながらなかなか進まないというのは、やはり個人の財産を行政がなかなか勝手に行政指導、あるいは行政処分ということに結びつけるのは非常に難しい問題が多くありますので、できなかったという背景だと思っております。  そういうことで、今回は第1段階として、そういう形で取り組んでいきたいという形でございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 深山さん。 ◯11番(深山 國男) 南加茂台の幹線道路のガードパイプのことですが、今部長がおっしゃったように、さび取りというのが大変大事だという専門家の意見があるわけですね。その上から塗ると、さびを余り取らずにいいかげんに塗ると3年ぐらいでだめになると、またそこから剥げてきたり、さびが出てきたりすると、こういうことが専門家の意見なんです。  そういうことを今おっしゃったように、さび取りもやるんだということなんですが、これはぜひ丁寧にやっていただければ、それだけ長もちするということで、私も長いこと大阪におりましたが、今、ゴルフをするのにあそこの道を皆さん通られるわけですね、大阪の方とか奈良の方からね。そのときに、大変汚いという話を私の知り合いからも受け取ったわけなんです。だから、今回、こういう形で修理をしていただくということは大変うれしい気持ちになっておるわけなんですが、またゴルフ税にしても8,000万ぐらい収入があるんですから、その辺のところを十分にやっていただいたらどうかなという、ちょっと見当はずれのことかもわかりませんが、思うわけなんです。ぜひ、南加茂台の5丁目のロータリーも含めて、入念にやっていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。  それから、廃屋実態調査事業ですけれども、大変、今部長がおっしゃったように難しい面があるというのは、個人の財産ということで、そこが大変問題になってくるんじゃないかというふうに思うわけで、実際、調べただけで終わってしまうというふうなことがあり得るんじゃないかなというふうに思うわけなんで、そういうところをどういうふうに切り崩していくかということがこれからの大きな課題だと思うんですが、その辺のところは、もし計画にしていかないと、やっぱりこれはこれで終わってしまうと、6人が何カ月間かやったら、それで終わりだというふうになってしまいますので、ぜひその辺のところをしっかりとした計画を立ててやっていただきたいなと思います。これは要望にかえさせていただきます。  終わります。 ◯議長(中野 重高) ほか。  阪本さん。 ◯14番(阪本 明治) この一般会計補正予算第2号の25ページ、26ページに関して、9款教育費3項中学校費の学校管理費で500万円、これ補正予算に上げていただいているんですが、先般、私、木津中学校のトイレだけでなくて、いろいろ教育総務課長にも、また前総務部長の川西部長にも資料を出していただきましたんですけれども、まずこの500万というのは、そのときの予算なんでしょうか。まず、それをお聞きします。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 阪本議員の質問にお答えしたいと思います。  中学校管理費において500万円の修繕料を計上させていただいております。この中学校施設管理事業費に係ります修繕料につきましては、市内4中学校の修繕料でございまして、全体的にそれぞれ中学校4校ございますので、それぞれの学校の方から出されてきました、要望されました予算を計上させていただいたというところでございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 阪本さん。 ◯14番(阪本 明治) すみません、時間があれなんですが、質問させていただきますが、これは一分一秒を争えない、該当者にとってはトイレ、このトイレの改修工事、これについてお聞きしておりました。すぐにでもと私も思っておりましたんですけれども、これ非常に今も当該中学校の先生から、女の子です。用を足したいときに電話を学校の方から親の方にかけてきて、すぐに迎えにきてほしいというような、この実態、これは狭いところの話ですが、ハートで言えば非常に大きな広いことなんですよね。これができないということは、これトイレの問題だけじゃないんです。一般的に、生活弱者の基準に立って物事はやっていただかないと、これ気がつかないと、気がつこうとしないのかということで私は受けとめております。そういう意味で、ぜひこの問題については、一分一秒を争わない問題だということで置きとめいただきたいと思います。  これは、今、ここで500万についてはほかの方ということですので、これについては、私、進捗状況をこれからも見守ってまいります。心の問題だと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇)
    ◯教育部長(松本 清次) 阪本議員の再度の質問にお答えしたいと思います。  阪本議員の質問にもありますように、木津中学校の修繕料予算としては177万7,000円の計上をいたしております。  その中で、いわゆる西校舎のトイレ・便器の取りかえについても計上をさせていただいておるというところでございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 阪本さん。 ◯14番(阪本 明治) この500万の中に177万入っているわけですね。これだけではなくて、私、教育総務課長とか、また前総務部長にも資料をいただいたんですが、9公共施設、教育施設も含めまして、本当にこれバリアフリーまでもいかなくても、今、皆さん、家庭では洋式トイレが多いわけですね。それならまだましなんですよ。これ、和式ということになってきたら、これ本当に私も経験があるんです。足の梅干しをばらばらにして、2カ月、3カ月と、そういうことで困ったことがあります。そういうことも含めて、これそういうふうにならないとわからないと思うんです。こればっかりは、本当に皆さん、弱者の味方になって物事を進めていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(中野 重高) ほか。  森岡さん。 ◯21番(森岡 譲) 今回の補正予算は、比較的ふるさと雇用再生特別事業ということで、国、それから京都府の補助金や交付金を受けてやるわけですけれども、これは国なり府がこういう形で出している限りは、市としてはこういう対策事業ができるわけです。  ところが、国の方が出さない、京都府もそういう対策を講じないということになったときに、雇用対策事業については、市として今後どのように考えていかれるのか、これだけお聞きしたいなというふうに思います。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 森岡議員のご質問にお答えをいたします。  今回、国の方から緊急雇用ということで、こういった交付金、また補助金が出てまいりました。私どもも、これにできるだけこたえようということで、今回の予算を組ませていただいた経過がございます。今後、それがなくなった場合、市としてどうしていくのかということでございます。  市といたしましても、限られた予算の中で緊急性のあるもの、また今後、まちづくりに関連するもの、そういったものを進めていかなくてはいけないという状況もございます。その中で、許される範囲の中で市としてできることを今後も施策として考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 森岡さん。 ◯21番(森岡 譲) 確かに、市の財政そのものも限っておりますので、いわゆることし、今回、こういう形で補正予算で組まれたやつを通常の予算でこれをやれということにはなかなかできないと思うんです。  そういう点で、いろんな形で精査をしながら、雇用対策事業についても、今後の政策に役立てていくように十分に考えてもらうということを進めていってほしいと、このように思いますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(中野 重高) ほか。  西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) 12番、西岡でございます。  補正予算特別委員会、市長は出席されませんので、1点だけご質問をしたいと思います。  今回の補正予算でございますけれども、国の経済危機対策、あるいは緊急雇用対策を受けて、木津川市におきましても20億5,400万の大型な補正になっているわけですね。  分析をしますと、当初予算は222億3,300万、中身を見ますと、私は当初予算に匹敵する補正予算というふうに私は受けとめます。経常経費とか、いろんな経費を引きますと、よく似たぐらいの予算になるというふうに理解をしておるわけでございます。  したがいまして、補正予算を組むに当たっては、平成21年度の当初予算の予算編成方針、これと先ほどから出ましたように限られた予算の中で今日までなかなか組めなかった、そういう事業を前倒しをして、今回の20億5,400万の大型な補正予算を組んだと、こういうのが先ほどからの市長初め総務部長のご答弁ではなかったかというふうに思っておるわけでございます。  そこで質問なんですけれども、21年度の当初予算の予算編成方針の歳出の方針の中に、いわゆる施策・事業については、優先順位をきっちりつけて投資効果、あるいは必要性とか、いろんなものを加味しながら予算化をしていくということが方針の中で出ているわけです、補正予算。  私は、3月の議会で一般質問をさせていただきました。いわゆる山城支所の見直しの問題でございます。  本来、大型補正がなかったら、恐らく来年であろう事業も、全部前倒しで来ているわけですね。それは結構なことです。  先ほど言いました補正予算の、いわゆる予算編成方針からしまして、一体、山城支所の事業化に向けては、いわゆる予算がそれほど優先順位が落ちるのかと。  先ほど廃屋の問題が出ました。これも結構です。やっていただきたいと私は思うんですけれども、現実に山城支所は廃屋なんですね。耐震は0.3、いつつぶれてもおかしくない。そういうものが20億の補正予算を組むのに、なぜ例えば事業化に向けての一歩を踏み出すための予算が組めないのかと。  私は、一遍に工事をせよと、そんなことを言っていないですよ。まず、市民の方、旧山城町の市民の方が納得のいくようにやっぱり一歩を踏み出すと、このことが大事だと言っているんです。それも組めないと、この辺について、いわゆる市長のお考えを聞いておきたいと。一遍で結構です。あとは、補正予算特別委員会でやります。 ◯議長(中野 重高) 副市長。    (副市長 今井 洋一君登壇) ◯副市長(今井 洋一) 西岡議員の山城支所の建てかえの関係で補正計上されていないというご質問でございますけれども、山城支所の建てかえにつきましては、既に4月の段階で山城地域審議会から今の場所で支所として建てかえてほしいというご意見をいただいております。  ただし、私どもとしましては、そういうご意見は受けとめておりますけれども、予算計上の前に整理すべきことがあるということで、今回、補正計上は見送らせていただきました。  整理すべきことは何かということですけれども、合併後2年たって、今、3年目に入っておりますけれども、この本庁舎と山城支所との物理的・空間的な距離、ここの5階、6階からもよく見えると、そういう位置関係にあるということも含めまして、また加茂支所とのことも勘案して、これからも先ずっと支所ということで位置づけて、そういう規模・内容の施設をつくるのか、あるいは出張所ということで市民サービスを低下させない形で規模・内容を考えていく必要があるのではないかと。そういうとこら辺の整理がまず一番当面の大きな問題としてありますし、それからその山城地域審議会のご意見の中でも、あわせて福祉センターの問題も出ておりまして、これがそういう別々分離してやるのか、また山城福祉センターの位置づけも、今言いましたように、支所か出張所かというふうな、福祉施設、福祉会館というふうなことでの位置づけを将来にわたってどういうふうに考えていくのか、その辺の整理をまずすべきであるというふうなことを考えておりますので、なかなかすぐに整理ができるかどうかはありますけれども、私どもも幹部職員を交えてのきちっとした議論の中で方向性が出ましたら、そういう時点では、今後予算計上していくことも考えていきたいというふうに考えておりますので、そういうことで、今回の6月補正には計上していないということでご理解をいただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) 副市長の答弁、再々聞いているんです。再々、聞いています、その話は。  整理すべき事項がいろいろあると、難しいですので、こういう話ですね。これは、私もよくわかるんです、難しいですと。難しいことを市の幹部だけでできるんですか。  例えば、調査設計を業者委託をしていろんな委員会をつくるなり、いろんなことをしなければ、その難しいことが整理できないじゃないですか。今までの木津川市のやり方でいけば、何でも委託ですよ。委託なしにできるんですか。できるんだったら、私、得心しますよ。  やっぱり調査設計を組んで、いろんな専門家も入れて、今言われました、やはり距離的な問題、規模の問題等を含めてやる必要があるんではないかと言っているわけです。それをなぜ予算化できないのか。これからスタートを切ってくださいと言っているんです。  だから、自分たちでできるなら、できると言ってくださいよ。できないでしょう。だから、予算化してくださいよ。それが、なぜ20億もの予算計上した中でできないのかということについて、明快な解答をしてほしいと言っているんです。再度、お願いします。 ◯議長(中野 重高) 副市長。    (副市長 今井 洋一君登壇) ◯副市長(今井 洋一) 西岡議員の再質問にお答えいたします。  今まで木津川市で委託料を多々計上しておって、外部委託・民間委託が多いというふうな中で、そういう難しい問題・課題の整理が直営で、自分たちでできるのかということでありますが、まずは私どもやはり内部できっちりと両支所のことを含めて議論をしていかなければならないというふうに思いますし、そういう市役所としての考え方の素案、方向性というものを持ち、いろんな方のまたご意見も聞くということに順序としてはなろうかと思いますから、委託料なしで本当に整理ができるのかと言われたら、私どももそれは委託させていただく方がありがたい面もあります。  そういうことで、今後の予算計上、問題・課題の整理のための実施方法ということで、西岡議員のご意見を参考にさせていただきたいというふうに思います。ありがとうございます。 ◯議長(中野 重高) 西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) あとは、もう予算委員会でやります。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 市長の思いをお聞きしたいと思いますので、1点だけ。  子育て応援特別手当交付金にかかわり、並びに定額給付金にもかかわってくるかと思いますが、DV被害者なり児童虐待を受けている児童並びにDV被害者に対する子育て応援特別手当並びに定額給付金の支給を、別途、世帯主ではなく、その当事者に支給しているという自治体がふえてきている事態において、この補正予算の中に全く見えないというところで非常に残念なんですが、実態として木津川市の定額給付金の申込書、申請書の窓口等、また電話等でたくさんの相談が、非常に深刻な問い合わせ等もあったやに聞いていますので、そこらあたり、まず市長のご認識並びにDV被害者等に対する手当等に対しての木津川市として市長はどのように考えられているのか、そこをまず聞かせてください。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 呉羽議員のご質問にお答えをいたします。  DVの被害者、児童に対して、予算が計上されていないということでございます。  現在、DVに対応するという形では、そういう申し入れがないということでございます。  詳細につきましては、部長の方から答弁させていただきます。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 呉羽議員のご質問につきまして、お答えをさせていただきます。  ただいま市長が答弁いたしましたように、いわゆるDVの家庭と言いますか、そういう該当の家庭はございますが、申請がないというのが実態でございます。  ちなみに、木津川市の対象者といたしましては、6世帯17名が母子世帯ということで承知をしております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 制度が準備されていない以上、申請はされないでしょう。  担当課に直接お電話された方の声は聞かれてはいないのでしょうか。それが、何とかしてくださいという、申請させてくださいという、制度としてあるのですかという問い合わせではあったのではないでしょうか。  今回の6月議会で、補正予算で亀岡は補正予算が計上されているように聞きました。亀岡市で60万の予算、箕面市でもそれに同じぐらいの予算だというふうに聞きました。  今、6世帯17名が相談に来られている、DV被害者として相談があるというふうにお聞かせいただいたところですので、その金額としては、今の二つの事例よりも非常に少ない額ではないかなというふうに思います。  ぜひとも、申請がないというふうに切って捨てるような言い方ではなく、制度をつくる要綱を準備する、それに向けてのお考えを、市長の考えをご確認させていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 呉羽議員のご質問にお答えいたします。  そういった相談の事例があるということでございますので、十分にその点についても検討をしてまいりたいというふうに考えております。 ◯議長(中野 重高) 呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 検討という言葉ではなく、9月補正に向けて準備という形で対応を前向きにしていただきたい。  木津川市が近隣と比べて施策をとらないという後ろ向きな市であってほしくはないというふうに思いますので、前向きな検討を期待して、答弁は結構ですが、よろしくお願いします。 ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りします。  本案について、13人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議なしと認めます。よって、議案第57号、平成21年度木津川市一般会計補正予算第2号については、13人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員の選任については、木津川市議会委員会条例第8条第1項の規定により、炭本範子さん、酒井弘一さん、高味孝之さん、呉羽真弓さん、七条孝之さん、西岡政治さん、吉元善宏さん、島野均さん、山本喜章さん、森岡譲さん、尾崎輝雄さん、中谷裕亮さん、木村浩三さん、以上の方々を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました13人を補正予算特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。  それでは、ただいま選任いたしました補正予算特別委員の皆さんは、次の休憩中に委員会を開き、正副委員長の互選を行い、その結果を報告願います。  補正予算特別委員会は、第1委員会室で行ってください。  それでは、1時30分まで休憩いたします。    午後0時16分 休憩    午後1時30分 再開 ◯議長(中野 重高) 再開いたします。  5月29日の議会運営委員会以降に届きました要望書について、次の定例会では要望内容におくれが生じますので、本日配付をさせていただきました。よろしくお願いいたします。  補正予算特別委員会で正副委員長が決まりましたので、報告いたします。  補正予算特別委員長に七条孝之さん、同副委員長に酒井弘一さん、以上のとおりであります。報告を終わります。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 市長公室長から発言の申し出がありますので、発言を許します。  市長公室長
       (市長公室長 川西 純弘君登壇) ◯市長公室長(川西 純弘) 先ほどの自治功労者の方でございます。  合併時に引き継ぎました方が105名でございます。それから、19年の6月の議会で5名のご議決をいただきまして110名となっておりまして、そのうち16名の方が死亡されておりまして、お亡くなりになられましたので、94名となっておりまして、本日、2名の方を追加していただきましたので、96名に、そのうち女性の自治功労者につきましては、14名でございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 日程第10、議案第58号、平成21年度木津川市公共下水道事業特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第58号、平成21年度木津川市公共下水道事業特別会計補正予算第1号につきまして、ご説明をさせていただきます。  公共下水道事業特別会計補正予算第1号の規模でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ124万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億2,688万6,000円と定めるものでございます。  補正理由でございますが、国の経済危機対策緊急雇用創出事業を活用いたしまして、紙ベースであります下水道施設管理台帳の効率的な管理を行うため、下水道施設管理システムにより電子データ化を行うものでございます。  よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第11、議案第59号、平成21年度木津川市簡易水道事業特別会計補正予算第1号についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第59号、平成21年度木津川市簡易水道事業特別会計補正予算第1号につきまして、ご説明をさせていただきます。  平成21年度木津川市簡易水道事業特別会計補正予算第1号につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ900万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,282万5,000円とするものでございます。  補正予算の内容は、地域活性化経済危機対策臨時交付金に伴う一般会計繰入金として900万円を受け入れ、配水池等の設計を行うものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 16番、曽我です。  一つには、今回のこの事業でこの金額を充てることで、どれぐらい進むという計画なのかについて教えていただきたいと思います。  それと、上水道でもそうですが、簡易水道の方でも、配水場と言うんですか、給水場と言うんですか、幾つかの箇所があるというふうに思うんですが、職員がそこの点検に行くときには何人で行っているのかについて教えていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 上下水道部長。    (上下水道部長 竹谷 良之君登壇) ◯上下水道部長(竹谷 良之) 上下水道部長でございます。  まず、1点目の事業の進捗でございますけれども、今、手持ちで持っておりますのは、平成20年度完了時点でございますけれども、これで事業費ベースで約33%の進捗というような状況でございます。  それから、施設等の点検等に何人で行くのかというようなところでございますけれども、その状況等にもよりますけれども、限られた人数でもございますので、1人もしくは2人といったようなことで作業に当たっているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 何メートルぐらいこの金額で進むのかというのをちょっと教えていただきたかったのです。  それとあわせまして、点検に行く人数ですが、昨日、私のホームページの書き込みに、これは州見台ですね、木津南配水池のところらしいんですが、職員が1人で行っていたと。それで、門扉があけっ放しになっていたということでの苦情なんですが、非常に危険ではないかと、こういうことが続くと、人が侵入することもあり得るだろうし、物によっては1人だけでは非常に危険ではないかというホームページの書き込みがありましたので、私はそのご意見はお伝えしたいというふうに思いますというふうにお返事をしましたので、そのことに絡めての今の質問なんですけれども、やっぱりこういう施設に行くときには、最低2人で行かないと、いろんな事件があり得るんではないかと、物陰に人が潜んでいるとか、門扉があけっ放しになっているときにだれかが入りこんで何か悪いことをするんじゃないかという、そういうご指摘かというふうに思うんですが、やはり仕事で行く場合は、1人ではなくて、限られた人数でしょうけれども、2人で行くという努力が必要なんじゃないのかなというふうに思いますので、そのお考えについてお聞かせ願いたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 上下水道部長。    (上下水道部長 竹谷 良之君登壇) ◯上下水道部長(竹谷 良之) 上下水道部長でございます。  まず、第1点目でございます。今回の補正予算につきましては、設計業務でございまして、翌年度、21年度以降に実施する予定をいたしておりましたけれども、今回の経済対策等によりまして前倒しを行うというものでございます。  そして、その部分につきましては、配水池の設計業務というようなことが主なものでございまして、一部、水道管の布設部分もございますけれども、基本的には、設計業務につきましては配水池が主なものでございます。  それから、点検施設関係でございますけれども、これにつきましては、私の方にもそういった情報でいただいているところでございます。かなり水道施設、旧3町とも多数の施設がございます。そういった中で、職員数も限られている中で、極力複数で行ける体制がとれればいいんですけれども、なかなかそういったこともできないような状況もございます。その辺も含めまして、再度、業務内容につきまして点検をさせていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第12、議案第60号、京都府市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第60号、京都府市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更につきまして、ご説明をさせていただきます。  京都府市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体に新たに相楽東部広域連合を加入させることに伴い、京都府市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数を増加させるとともに、地方自治法の改正に伴う事項に係る規約の関係部分の変更について協議したいので、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  討論を行います。討論ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより、議案第60号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(中野 重高) 起立全員であります。したがって、議案第60号、京都府市町村議会議員公務災害補償等組合を組織する地方公共団体の数の増加及び京都府市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第13、議案第61号、京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第61号、京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更につきまして、ご説明をさせていただきます。  京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体のうち相楽郡笠置町南山城村中学校組合が解散したことに伴い、京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数を減少させることについて、地方自治法第286条第1項の規定により協議するため、同法第290条の規定により議会の議決を得ようとするものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  お諮りいたします。  本案については、木津川市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ございませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 異議がないようですので、委員会付託を省略します。  討論を行います。討論ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 討論なしと認め、討論を終わります。  これより、議案第61号を採決いたします。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。    (賛成者起立) ◯議長(中野 重高) 起立全員であります。したがって、議案第61号、京都府市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少及び京都府市町村職員退職手当組合規約の変更については、原案のとおり可決されました。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第14、議案第62号、学研都市京都土地開発公社定款の一部変更についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第62号、学研都市京都土地開発公社定款の一部変更につきまして、ご説明をさせていただきます。
     学研都市京都土地開発公社定款の一部変更につきましては、公社の定款上、副理事長が理事長を代理できる場合の規定に、理事長の行為が民法第108条、すなわち「同一の法律行為について相手方の代理人となり、または当事者双方の代理人となることはできない」との規定に抵触する場合に対応できるよう変更し、構成団体の事務執行と土地開発公社の業務運営の適正化を期するため、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により構成団体の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第15、議案第63号、京都地方税機構の設立についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第63号、京都地方税機構の設立につきまして、ご説明をさせていただきます。  本規約案につきましては、地方税及び国民健康保険料の滞納整理事務及び地方税の税額を共同で算定するために必要な電算システムの整備に関する事務を処理するため設立する京都地方税機構の規約を定めることについて、京都府及び京都市を除く福知山市ほか23市町村と協議したいので、地方自治法第291条の11の規定に基づき、提案するものでございます。  なお、補足説明につきましては、担当部長より説明させます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  議案第63号、京都地方税機構の設立につきまして、1枚めくっていただきまして、次のページをお願いを申し上げます。  京都地方税機構規約(案)に基づきまして、ご説明を申し上げます。  先ほど市長がご説明をされました内容と一部重複する項目があろうかと存じますが、ご了承いただきたいと思います。  この規約につきましては、全18条で構成をされています。  まず第1条では、広域連合の名称を「京都地方税機構」と定めるものでございます。  第2条及び第3条では、広域連合を組織する地方公共団体及びその区域を定めるものでございまして、組織につきましては、京都府及び京都市を除く京都府内の全25団体で組織すること、また区域といたしましては、京都市は構成団体ではございませんが、府内全域に広域計画の効果を及ぼすために、京都府の区域とするものでございます。  第4条では、広域連合の処理する事務について定めています。  内容といたしましては、1点目、各構成団体から広域連合に移管を受けた滞納案件に対しまして、滞納処分及びこれに関連する業務を行うこと。  2点目は、構成団体の職員に対して、地方税に係る幅広い実務的な研修、専門的な研修の実施をすること。  3点目といたしましては、構成団体からの求めに応じて、必要な相談や職員派遣などの支援をすること。  4点目は、地方税の税額を共同で算定するために必要な電算システムの整備に関する事務などを進めていくことといたしております。  第5条では、広域連合が広域行政を適切かつ円滑に行うための広域計画の策定について定めをしたものでございます。  地方税等の滞納整理に関する事務、また課税業務の共同化に向けての諸準備を行う上での広域連合及び構成団体が行う事務等を明記することといたしております。  第6条では、広域連合の主たる事務所を京都市に置くものでございます。  第7条から、次のページにまたがりますが、第10条では、広域連合の議員の定数、選挙の方法、任期、議長、副議長を定めるものでございます。  第11条から第13条では、広域連合の執行機関の組織、選任の方法及び任期を定めるものでございます。  第14条では、補助職員として会計管理者及びその他の職員を置くことを定めるものでございます。  第15条及び第16条では、広域連合に選挙管理委員会及び監査委員会を置くことを定めるものでございます。  第17条では、経費の支弁方式について定めるものでございます。  第18条では、委任を定めるものでございます。  附則といたしまして、この規約は総務大臣の許可日から施行するものでございます。  以上、まことに簡単ではございますが、補足説明を終わらせていただきます。  よろしくご審議賜りますよう、お願いを申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 16番、曽我です。  日本全国で、こんなふうに税を別の機構でしているところがどこどこの県があるのか、教えていただきたいと思います。  それとあわせまして、これをすることによって滞納整理が進むというふうにお考えなのかどうか、そのことについて市長、あるいは副市長のお考えをお尋ねしたいというふうに思います。  もし、進むというふうにおっしゃいますなら、同和の新築資金が10年以上になりますが、全くこれ同じやり方だというふうに思うんですが、それがどのぐらい進んだかについてもお知らせ願いたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  他の団体でこの事務を行っているかというご質問について、お答え申し上げます。  今回、広域連合が目指しております業務につきましては、全国では初めての業務だというふうに考えてございます。  案件として大きな滞納整理だけを行うというような機構はございますが、すべての税目について取り扱いをしていくという広域行政については、京都府での取り組みが初めてであるというふうに考えてございます。  また、今回の広域連合の設立の目的、理想像でございますが、この広域連合につきましては、京都府及び京都市を除く府内の25市町村が共同いたしまして、地方税に係る適正な課税と確実な徴収を進め、公平・公正で効率的な府民納税者に信頼される税務行政を確立することを目的としているものでございます。  主な内容といたしまして、まず第1点目でございます。住民の皆さんの視点から見て簡素でわかりやすい税の組織、業務体系の構築、2点目といたしましては、窓口を一本化し、納税者の利便性の向上を図ること、3番目といたしましては、納付相談、税務相談、不服申し立てなどの処理手続の整理、第4番目といたしましては、課税徴収の標準化、最後に、税業務の遂行について徹底したコストの圧縮を図ることなどが上げられてございます。徴収率の向上につきましても、この中に含まれるものというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 副市長。    (副市長 今井 洋一君登壇) ◯副市長(今井 洋一) 曽我議員のご質問にお答えいたします。  この京都地方税機構の設立によって滞納整理が進んでいくのかどうかというお尋ねですけれども、これに至る前段階の京都府と市町村の職員の相互併任ということで滞納整理に当たるということを19年度以来やってまいりました。それによって、滞納額が数百万という単位で過去滞納整理が進んだという実績がございます。  そういう実績をもとにして、こういう新しい組織でより一層京都府の職員と市町村職員が一体となって滞納整理を進めていくことができるというふうに考えております。  それから、似たような事例ということにつきましては、私は承知しておりませんので、担当部長の方から答弁いたさせます。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  先ほどお答え申し上げましたとおり、今回、目的を持って目指しております組織につきましては、全国的には京都府が初めてであるというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 私が尋ねているのは、一つに自分の意見として言わせていただきたいと思いますが、どこの会社でも、商品を売れば、営業が必ず回収してくるというのが合わせての仕事なんですよね。  市町村の役場の行政も、サービスを売るという仕事があるんですが、そのかわり必ず徴収業務というのは私はついて回ってしかるべきだというふうに思うんですね。それが滞納してくるのが多くなるからと言って、どこか別のところで見えなくして、それでいいというわけでは絶対ないというふうのがまず私の信念です。  そういう意味では、滞納整理を別のところでというのは私は違うんじゃないかと。それと、どれぐらいの税をしたらいいのかという、納得できる税の統一化というふうにおっしゃいますけれども、これ、市町村によっても皆サービスは違うんですよね。それをそういう言葉のごまかしで、これまたどこかの天下り先の温床になるんじゃないのかというふうに私は疑うわけですが、こんなことで私は税の徴収が進むとは思えないんですよね。  市町村で税を徴収するからこそ、その人の暮らしが見えて、本当に取れるのか取れないのかということも含めまして、私はいろんなことが施策としてできるというふうに思いますが、どこか違う組織でこれをして、非常に無責任だというふうに思っています。  住宅新築資金が全くこれと同じ、やっぱり最初は京都市内が外されていて、後で京都市内が入りました。今回、どんなふうな形になっているのかまだ見えてきませんけれども、それと全く同じ、10年前にしたことに、逆に以前は議会で毎回、住宅新築資金の回収というのが話題になりました。ところが、それになってから、一切そのことは議員には見えなくなりました。やっぱり市町村の業務でなくなったことで、うまくどこか見えないところに行ってしまったんですよね。  そういう意味では、私はこれはまた同じことの二の舞ではないかというふうに非常に危惧しているわけです。  ですから、私は本当に税の徴収が進むんだというふうにお考えでしたら、10数年前の住宅新築資金の回収率がどのぐらいなのか教えてくださいというふうにあわせて聞いているわけで、そのことをまずお答え願いたいというふうに思います。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) ちょっと今、手元にありませんので、後ほど調べて答弁させていただきます。 ◯議長(中野 重高) 曽我さん。 ◯16番(曽我 千代子) 3回までなんで、これでおしまいなんですが、私は多分、何も進んでいない。それでも、毎年、そこに対する応分の負担分は出ているわけですね。  そんなことで、これまた何十年先まで議会が見えないことに加担していくのかと言うと、私は非常にせつないものがあります。  私は京都が率先してこういうことをするというのは、非常にいかがなものかというふうには思うわけですが、私、後期高齢者の広域連合にも入っておりました。そこの連合長でさえも、こういう組織は無責任な広域連合でするんではなくて、本当に必要だったら、府がするか何か、そういうことを考えるべきだというにおっしゃっていました、議会の本会議の中で。  そのことから言えば、非常に広域連合というのは無責任な組織だというふうに思いますので、私、もちろんこれは反対したいというふうに思いますが、どんなご意見でこれにお乗りになるのか聞かせていただきたいと思っております。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  今回のこの広域連合についていろいろと疑義があるというお話でございます。  確かに、徴収、滞納関係については、今現在、地方税法でありますとか、各法律の関係で立法権はすべて自治体にございます。条例を定めることにつきましては首長が定め、執行権、徴収権についても、首長の中で取り組みをしているところでございます。  今回の機構につきましては、一定納期がございまして、その納期を過ぎて、こちらが徴収努力をしているにもかかわらずなかなか払っていただけない。この払っていただけない方には二通りあると思います。本当に払えない方と払われない方、今現在も、そういう形で納税相談などを通じる中で、払っていただける方については厳しく対応してきているところでございます。本当に払えない方につきましては、それぞれの条例なり法の中で一定の手続があると。その中で、現在、徴収の努力を進めてきているところでございます。  それらの努力をやっておりますが、なかなか徴収につきましては、いろんな法律の関係もございまして、滞納の差し押さえの関係でありますとか、そのような関係がございますので、一つの市でその滞納処分を行うよりも、たくさんの人間が集まりまして、それぞれのノウハウを生かす中で税としての公平・公正、住民の皆さんの暮らしを守るために必要な財政基盤というのは、税収を確保すること、これが自治体に求められる大きなものの一つだというふうに考えてございますので、それらを確保するためにこの連合組織をいたしまして、先ほど申し上げましたような4点を重点項目に置き、徴収率の向上を目指すものでございます。  今後、木津川市で非常に徴収困難な案件につきましても、この連合の中で対応していけるものというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) 宮嶋です。  先ほどありましたように、住宅新築資金等の貸し付けの問題、これは曽我議員が言われたとおりだと思います。同時に、少し今回の税の問題と新築資金とは性格の違う部分もあろうかと思います。  もともとの貸付資金について言えば、同和行政のゆがんだあり方も問題になってきたかもわかりません。しかしながら、見えなくなるという点では、私もそういう思いがあります。  そういうこともありながら、また滞納整理組合というのは、滞納についてのみ言うならば、滞納整理組合というのも以前相楽郡で組織していたわけですね。  今回、改めてこういうような課税徴収ということも含めて共同化をするという点で2、3お聞きをしたいと思います。  一つは、先ほども数百万という、ちょっとあいまいな答えがありましたけれども、平成19年に共同体の整理を、大口滞納案件を中心にやったわけでありますが、その実績について、もう少し正確にお答えをいただきたいのと、これは共同してやらなければ、なぜそれができなかったのか。要するに、木津川市職員だけではできなかった理由について、明確にお答えをいただきたいのが1点であります。
     それから、もう一つは、今回の場合、国保税については、希望する自治体というふうになっておりますが、木津川市は国保税についても希望するのかどうか。  国保税の場合は、国保料と言いかえている自治体もあり、福祉・医療に直結するものであります。  この間、問題になっている資格証の問題だとか短期証の問題なんかにも結びつくものであります。また、国保の仕組みの中には、減免の仕組みもあります。  そういうものも含めて共同化の中に押し込めれば、市民の生活の実態や暮らしの状況、健康の状況というのが見えなくなっていくんじゃないかと、そういう心配をしておりますので、今お聞きしました19年の実際の例の話と国保についての今聞きましたことについて、まずお答えをいただきたい。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  宮嶋議員の税徴収の関係でございます。  府下25の市町村と京都府が19年度から職員を相互に併任をいたしまして、滞納者との納税折衝や滞納整理を行うということで始めたものでございます。本年度で、19年、20年と2カ年間ございます。  まず、19年度の状況でございますが、100万円以上の徴収困難な案件、これを21案件、共同徴収の案件としてございます。総額といたしましては約5,320万円、このうち20年の3月31日現在でございますが、本税額で約670万円、督促手数料及び滞納分で約3万円が収納することができる分でございます。率で言いますと、約16.3%ぐらいでございます。  19年度の木津川市の滞納の徴収率を見てみますと、約12.5%ですので、この案件については率的には非常に高い率ではないかというふうに考えてございます。  20年度につきましては、26件、引き継ぎ時の滞納額の総額といたしましては、約5,647万円でございます。本税額として約753万円、督促手数料及び延滞金として約180万円、これは3月末現在でございますが、数値的に今整理をしてございますので、今現在、私が知り得る範囲の数字でございます。これで申し上げますと、約13.3%でございます。  20年度の木津川市の滞納の収納率、これも現在調整中でございますが、約11.5%でございますので、徴収の関係から言いますと上がってきているのではないかというふうに思ってございます。  それと、なぜこのようなものが共同徴収ではなくて自前でできなかったのかということでございます。  強制的なもの、滞納処分については、一定の法の中でいろんな手続を必要としてございます。滞納を差し押さえするに当たりましては、預貯金でありますとか不動産、またその現金にかわるもの等々を調査をして押さえるわけでございますが、なかなか職員の関係等を含めまして、難しい、しんどいという状況でございます。そのような状況で、徴収の方ができなかったものでございます。  3点目の国保税についてでございます。  税の共同化ということで、木津川市としては、国保についても含めてやっていきたいというふうに考えてございます。  また、資格証明書の関係等でございますが、税の徴収につきましては、大多数の方が現在納期までにお納めをいただいてございます。公平・公正の観点からいきましても、先ほど申し上げましたが、納めていただける方については納めていただき、納めることができない方につきましては、その理由を聞く中で、各法律関係で対応していく。これは連合につきましても同じことでございますので、何ら今までの方法と変わるものではございません。滞納整理につきましては、一律に強制的な執行をするのではなくて、その方の状況に応じた内容で取り扱いをしていくというふうに今までの打ち合わせの中で聞いてございます。市といたしましても、その状況については十二分に連合の中で申し上げながら、適切な執行に努めていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) 今、一つ目、19年と20年の共同での滞納整理の問題について、具体的数字も上げて答えていただいたわけですが、大体、1件当たり100万以上の滞納というのは、それはどんな人かよくわかりませんけれども、それなりに資産があったり、大きな事業をされている方であります。その方が事業に失敗されたりとか、またいろんな事情でお払いできなかったんだろうと思いますが、私はそういう方々の事例で共同化して、若干数字が上がったからと言って、それが共同化の本当の成果だったかどうか。逆に言ったら、もっと大きな数字が上がってもよかったのではないかと思うぐらいであります。  実際のところ、そういう大きな差し押さえなりをするところの難しさ等はあるのかもわかりませんし、滞納額が大きいからと言ってどこかにお金があるというのでもないかもわかりませんから、それぞれの事情というのはわかりませんけれども、今の話を聞く限りで言えば、共同化だからよくなるというふうには思えないわけです。  そして、国保税については、やるということですが、先ほど言いましたように、これは国保証に直結する問題でありますから、命にかかわる問題なんですね。だから、そういう点で、本当にそこに住む人の暮らしがわかっているのか。そして、また減免の制度というものが、なかなか今の制度の中でも減免の制度を市は活用しようとしないわけですけれども、そういう仕組みも含めてできるのかという疑問を持つわけです。  この減免等の、そういう税の、いわゆる総務部の関係と保健福祉の関係が国保なんかは関係するわけですが、共同化ということは、要するに、それは総務の関係だけを一つ京都府全体でまとめるというわけだから、そこの保健福祉の関係が欠落していかないかという心配がやはり残るんですね。その点でのちょっと明確な答えがもう一度いただきたいというふうに思うのと、もう一つのメリットとして、共同化すれば、25市町村と府で約960人いる税務職員が3割ほど削減できて、690人程度になるというふうに言われているんです。これは、課税から徴収までの共同化全体が実現した場合ということなんですね。だから、それはどれぐらいのめどで実現すると考えているのか。  要するに、共同化したら職員が減らせるんだというようなことをよく言うわけですけれども、それは全体がこの共同化の思いの中で描いている仕組みが仮に全部うまいこといったとしてそうだというわけですが、それが全部うまいこといくというのは、どれぐらいのめどの中で考えているのか、ちょっとその点もご報告いただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  まず、広域連合の設立の目的、目指すべき理想像でございます。  市民の皆さんから見てわかりやすい税の組織、業務の体系化、窓口を一本化して納税者の利便性を図ること、3点目、納付相談・税務相談・不服申し立てなどの処理の手続の整備、4点目といたしましては、課税徴収業務の標準化などでございまして、住民の皆様が利用しやすいと言うんですか、わかりやすい組織にするということで、地方税の機構を設立をしていくというものでございます。  税の考え方と国保の考え方は違うのではないかということでございます。国民皆保険という趣旨のもとに、日本の国では、医療が必要とされる方について一定の費用を負担することによって、だれもが公平・公正に医療が受けられるという制度がございます。これと税の制度は違いますが、納付できる方が納付をせずに、本当に納付できる方が納付なしにやっていくということは、税の公平・公正という観点から言いますと、これは少しどうかなということになってございます。  資格証明書の発行につきましては、これは本当に納付できない人、納付しない人、この二つに分けまして、納付できない人につきましては、相談の中で、どうすれば納付できるようにできるのかという相談をさせていただきますし、納付しない人につきましては、厳しく対応をして、公平・公正の観点から対応していきたいというふうに考えてございます。  市民の皆様の暮らしを守るために必要なものは財源でございます。この財源の主なものは税収に頼るというところでございますので、しっかりとした税基盤を築く中で、木津川市としての各施策を実施をしていきたいということで、市といたしましてはこの広域連合に参加をして、現在ございます滞納について確保を図っていきたいというところでございます。  今後の課税と徴収の実現の目途はということでございます。それにつきましては、今後、この機構の中で十二分に議論がされるものだというふうに考えてございます。  私どもといたしましては、できるだけ早く一本化をされ、職員の、先ほど申されましたような人員の減についても、できるだけスケールメリットを生かす中で徴収の強化を図っていただき、また課税の強化を図っていっていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 宮嶋さん。 ◯13番(宮嶋 良造) 今、理想としてはいいことを言われているように思いますけれども、でも実際のところは、先ほど言った国保の問題だとか削減の問題に対しても、やってみなければわからないというようなところが十分ある問題です。  税というのは、もう政治の基本中の基本で、だれに対してどれだけの税金をどれだけいただくのかということが最も税というのは政治をやる上での基本中の基本なわけで、その問題について、手続的なと言いますか、課税と徴収の事務的なというようなふうにも見えるようですけれども、やはりこれは市民が納める税金です。だから、それをいただいてそれをどううまく使うかというところから言うと、目に見えると言いますか、十分それがわかってこそ、それを有効に使えるもんだというふうに思いますので、今の共同化、まだまだあいまいな部分がある中では、問題があるんではないかというふうに指摘をさせてもらいます。  委員会で十分な議論がされると思いますので、質疑はこれで終わらせてもらいます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 昨年まで所属していた総務委員会で幾度か説明は受けたわけですが、その中で私も徴収が無理やりというか、がむしゃらにというようなことにならないようにとか、結局はコストがかかってしまうことにならないように、電算なども含めて、コストが高くなるようにならないようにとか、先ほど曽我議員も言われたように、見えなくなるようなことはないようにというようなことをいろいろ意見は言ってきたつもりです。  この今、一番最後の別表に見えるところのそれぞれの市町村の負担金の率が出ておりますが、実際にこれから動き出してというようなこともあろうかと思うんですが、とりあえず木津川市から何人ぐらいの職員が当面、この可決された場合は出ていくとかという、今の段階である程度伝わっているのではないかと思うんですが、それはわかりますか。  それと、それの人数がわかれば、それぞれの市町村の負担金というのがある程度わかるのかなと思うんですが、そこら辺の負担額がわかれば教えてください。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  現在、一番最後の別表17条の関係で、一応、京都府、また構成をいたします25市町村の金額は決められるわけでございます。  この額につきましては、現在、全体の額が何ぼになるのかということを広域連合の中で試算をされているところでございまして、木津川市として100%コンクリートされたものはございません。しかしながら、19年度の額等が出ておりますので、その額で申し上げますと、19年度ベースで申し上げますと、職員につきましては、約5名、それと金額につきましては、一応、これも19年度のベースでございます。22年の1月から3月までの3カ月間では約1,500万円というふうに試算されてございます。これは20年度の額でございます。22年度につきましては、約6,000万円程度の負担との試算がされてございますが、これは先ほども申し上げましたが、全体の額等々によりまして人数・金額が変わってくるものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 19年度の試算の数字を述べていただいたわけですが、職員が5人、これは木津川市の職員が5人派遣されますよと、全体では、先ほど690人ですよ、将来的にはということだと思うんですが、そして試算では6,000万円ですと、それと今の徴収の実績が、先ほど述べていただいた部分と総合評価しながら、こちらの方が先ほど来、きれいな美辞麗句を述べていただきました目的でしていくんだよということだと思うんですが、規約はもちろんそれぞれの自治体で規約を可決したら、同じように広域連合としてスタートすると思うんですけれども、先ほど言われました、歩きながら、走りながら見直すところもあるというようなことをおっしゃったわけですが、実際に金額がさらに見直されたりとか、より効果がそれぞれ見えなければ、何かその時点で抜本的な改革をする可能性もあるとか、そういうことというのは今の時点ではわかりにくいことだとは思うんですが、私も危惧をするので、十分な議論を総務常任委員会でしていただいた上で賛否をしたいなとは思うんですが、どうしても不安は感じているというのが正直なところですので、何か金額的なというか、コスト面でのことも非常に気になるなと思いますので、総務常任委員会でもう少し具体的なデータなり情報なりがあれば出していただきたいなというふうにお願いしておきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  まず、今後の手順関係でございます。構成をいたしますそれぞれの議会、府議会においても、規約の案、これを6月から7月の議会の中でご承認をいただく。これをいただきますと、総務省への設立の許可申請をし、この許可がおりますと、広域連合長の選挙、9月から10月、秋にかけまして議会等を開く中で今後のスケジュールが決められるものというふうに考えてございます。22年、年が明けまして1月から徴収業務の開始が始まるものでございます。  総務常任委員会でできるだけ資料ということでございます。私どもでございます手持ちの資料については、すべて出させていただこうというふうに思っておりますが、何せそれぞれの議会、出納閉鎖が5月の末でございました。現在、それぞれの数値について精査をされているところでございますので、他の団体については、私ども木津川市もそうですが、100%確定をした数字というのは持ち合わせておりませんので、できるだけの数字は出させていただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 生活環境部長。    (生活環境部長 田中 達男君登壇) ◯生活環境部長(田中 達男) 生活環境部長でございます。  先ほど曽我議員のご質問で、住宅新築資金関連のご質問をいただきました。平成11年度と20年度の数字の推移を木津町の例によりご報告を申し上げます。  合計で言いますが、三つに分かれておりまして、新築資金と改修資金、それから宅地資金、この三つがございます。それの合計額が平成11年度9,639万6,000円という調定額に対しまして、収納額につきましては、端数は省略いたしますが、約1,200万円と、12.5%の収納率でございました。  これが平成20年度に参りますと、調定額が7,480万円、ちょっと端数は省略させていただきます。それに対しまして収納額が約1,060万円と、収納率が14.2%と、こういう推移でございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  森岡さん。 ◯21番(森岡 譲) まず、この共同化に参加しようというふうになる前に、相楽郡は滞納整理組合というのがありましたね。相楽郡はそこに参加しながら、いわゆる滞納している分についてはそこへ送って、そこから徴収をするというようなことがありました。ところが、なかなかうまくいかなかったという経緯もございます。そういう点で、そういうことの反省の上に立って、この税の共同化に参加されるのか、その辺は検証されたのかどうか、まずお聞きしたいなと、このように思います。  それと、一つ、これはこの前、担当にいろいろ聞いておって、そうかなと思ったんですけれども、文言の問題で、今、京都府下で、京都市を除いて市町村は25市町村あるんですね。この文章でいくと、「京都府及び京都市を除く福知山市ほか23市町村」ということになると、これ一つ足りないんです、いわゆる読んだ限りではね。ところが、これでいくと24なんですね。こういう条例の文については、木津川市そのものはこれに一つ値すると、だから木津川市は今言った市町村と契約するんだというような判断だという話を聞いて、そうかなと。それだったら25になるんですけれども、ただ素直に読んでおったら、足りないんですね、一つの自治体がね。だから、もうちょっと親切な方法というのはないものか、これがお聞きしたいんですね。  それと、今さっきも出ておりましたけれども、国民健康保険料の関係ですけれども、やはり多くの市町村は国民健康保険税という形で統一をされておるんですね。そういう観点からすると、この文言についても、税と料と二つ書く必要があるんではないかと、このように思うんです。  そういう関係、それと保険料と税とは全然徴収する方法が全然変わりますので、いわゆる滞納しても、時効が2年と5年とか、そういう点で整合性がなくなるんではないかと、そういう点について、その辺の文言についてもこれで正しいのかどうか、ご答弁をいただきたいなというふうに思います。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  今回、この広域連合に向けた取り組みの経緯でございます。  まず、平成19年の5月に学識経験者、実務経験者、行政経験者など外部有識者で構成をする京都府税務共同化推進委員会を設置をされまして、目指すべき税務共同化のあり方及びその具体化に向けての諸課題の検討が開始をされてございます。  これらこの検討会が19年の12月、年が明けまして20年の2月、20年の4月、4回、検討会が開催をされ、20年の8月に第1回の京都府市町村税務共同化組織設立準備委員会において、広域連合による税務共同化は徴収から開始をする、課税業務はさらに詳細検討をするということで定められたものでございます。  1点目の滞納についての検証ということでございますが、この中で十二分に検討されたものだというふうに考えてございます。  2点目の表現の関係でございます。14市11町でございますので、25市町村でございます。このひな形につきましては、連合からのひな形を用いてこういう表現とさせていただいてございます。  3点目の国保の関係でございますが、税と料との関係でございます。  地方税ということで、木津川市の場合は税という方式をとっておりますので、この地方税の中に含まれてございます。  宇治市など大きな市になりますと、先ほど議員が述べられたとおり、料ということで、滞納のありようによっても違いますが、国民健康保険料ということになってございますので、この中では文言の表示としては、「地方税及び国民健康保険料」というふうになってございます。  府内、京都市を除きますすべての市町村、京都府が共同してこの機構を起こすものでございますので、この二つの表記にされているというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 森岡さん。 ◯21番(森岡 譲) 保険料については、それでしようがないと思うんですけれども、そしたら保険料の関係については地方税の中に、いわゆる木津川市の場合の国民健康保険の関係というのはここに入っておるわけですね、そういう分け方なんですね。それだったら理解できます。  それと、あくまでもひな形でもらったということなんですけれども、これ正式にずっと読んでいっても、1自治体足りないんですね、やっぱりね。そういうふうに聞いたら、そのようになるんです、これはね。  そういうことで、これが木津川市が一つあるんだと、それとこの福知山市ほか23市町村という形で言えば、数は合うんですけれども、その点はどうなんですかね。どう見ても、素直に読むと、一つ足りないなと思うんですけれども、その辺はどうなんですか。 ◯議長(中野 重高) 森岡さん、答弁を求めますか。 ◯21番(森岡 譲) 一応、なかなか理解できないです、わかっていてもね。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  表現・表記の関係でございますが、先ほど申し上げましたとおり、この広域連合第2条の規約(案)をごらんいただきたいと思います。  ここでは、第2条「広域連合は京都府及び京都市を除く京都府内市町村をもって組織する」というふうに記載をさせていただいてございます。この京都府内の市町村というのがわかりにくいということですので、先ほど14市11町村、京都府を持った組織ということでご説明をさせていただいたところでございます。  よろしくお願いを申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 森岡さん。 ◯21番(森岡 譲) しつこくやるつもりはないんですけれども、いわゆる規約には京都府下の京都市を除く自治体なんです。ところが、ここで言う文言でいくと、さらりと読めば数が足りないようになるから、ただし担当から聞くと、こういう条例をつくるときは、いわゆる当事者の市町村とここに書いてあるところと契約するということというふうになるんですけれども、ただ素直に読めばわからない。だから聞きたかったんですけれども、もう結構です、それは。 ◯議長(中野 重高) ほかに。
     島野さん。 ◯17番(島野 均) 17番、島野です。  2点、お聞きします。  第1点目は、今、話を聞いておってわかったんですけれども、多分、京都府と各市町村の方々の職員でこの京都地方税の機構が設立されて、職員も構成されると思うんですけれども、職員の構成の全体像がちょっとまだわからないので、ちょっと教えてほしいんです。  もう一つは、今、この議案がありますけれども、もし否決された場合は、木津川市は独自でされるのか、国保でもありますので。ですから、全体が24市町村がそろって設立されるのか、それとももう2、3の地方が議決が否決されたら、その否決されたところは除外されてされるのか、その2点、お聞きします。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  島野議員から2点ご質問をいただいてございます。  職員の全体像はということでございます。  職員につきましては、京都府の職員と構成をいたします市町村の職員、これにより共同税機構を運営をしていくということになってございます。  人数的には、先ほども申し上げましたが、全体の額等によりまして変わってまいりますので、今のところ、コンクリートされた人員はございません。  今後、それらの数字についても明らかにされてくるというふうに思っております。  それと、否決された場合につきましては、これはここにも書いてございますが、自治法に基づきまして、法律に基づいて設立をするものでございますので、一つの市町で否決をされた場合については設立ができない、申請ができないというふうになってございます。  総務大臣の方に届け出を申請をいたしますので、一つの市町村でも否決された場合については申請ができないものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 島野さん。 ◯17番(島野 均) 17番、島野です。  一番最初の質問でお答えいただいたんですけれども、今まで京都府と各市町村の税の担当の方が担当されておって、今回、この機構が設立されて、果たしてその方々で税金滞納が徴収できるのかどうか。  今まで余りできてなくて、機構ができたからより以上にできるのかどうか。それだったら、第三者機関に回して、金融機関で言ったら不良債権ですから、その不良債権は専門家でやらないと、専門知識とかたくさん要りますので、だから職員だけで機構がうまいことできるのかどうか、その点と、否決された場合、見通しは、まだわからないと思うんですけれども、国保税が入るということは、本当にちょっと頭にひっかかるんですけれども、その点は置いておきます。第1問目だけ教えてほしいです。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  職員の関係のご質問でございます。  職員につきましては、先ほど申し上げました正規の職員と臨時職員をもってその機構を運営をしていくというふうになってございます。それぞれの蓄積されたノウハウを生かす中で、納付率の向上、徴収率の向上を目指していくこととしております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  村城さん。 ◯20番(村城 恵子) 20番、村城です。  先ほど森岡議員のときにも、相楽の滞納整理組合の検証はしたのかという質問があって、明確な答弁がなかったと思うんです。  住宅新築資金の広域議会にするときにもその話が出まして、やはり相楽で滞納整理組合を設けたけれども、きちんとした成果が上がらない中で解散になったんではないかというふうな思いがあるんですが、今回は、財政が大変厳しい中で、結局、滞納の取り立てを強化するというふうな形になってくるんではないかと思います。  その中で、先ほど宮嶋議員の質問にありましたが、滞納の場合の差し押さえ、これは本当に悪意を持って払わないのか、あるいは払いたくても払えないのか、その判断が大変難しいというのは、旧町時代にもたびたび聞きましたが、加茂町におきましては、最終的には法的措置も講じるということになりまして、銀行に貯金の解除を求めるような、そういう法的な措置も講じる中で対応を進めていったと思います。  今回、木津川市の中ではそれができなかったが、共同ですることによってそういう形もできて、一定の成果があるというような説明だったのではないかと思うんですが、これは逆に言えば、木津川市でできたことならば、今後もその教訓を生かしてできるということになると思いますので、私はやはり納税者が身近にどういう状況にあるのかというのを、特に滞納している人たちがどういう状況にあるのかというのを具体的につかむためにも、この税務の共同化、こういう形で設立するというのは、曽我さんの意見ではありませんけれども、やはり大きな問題があるんではないかと思っております。  そういう点につきましては、国民健康保険料も一緒に入っていますから、最終的にはこれも大変運営が厳しいと言われておりますので、府内統一した形でというふうなことが出てくる可能性もまたあるんではないかなというふうな懸念もしております。  そういうことを考えますと、やはりこれは木津川市独自の自治体で努力をしていけばやれるんではないか。そして、研修を重ねる中で、滞納者に対する対応というのは研修をすれば、対応を高めて徴収率を上げるということはできるんではないかと思うんです。そういう点につきましては、大変疑問の多い議案だなというふうに思っております。  それと、もう1点ですけれども、広域連合の作成する広域計画の項目という第5条の(2)ですけれども、「地方税の税額を共同で算定するために」ということが書かれておりますが、共同で算定をこの機構がやった場合に、自治体の議会というのはどういう役割を果たすことになるのかどうか、その点について、今でしたら税条例の改正につきましては議会の議決というのがあるわけですが、その場合の木津川市議会の置かれている立場というのは変化するのかしないのか、その点についてもお答えいただきたいと思います。  酒井議員が、これは一般質問でも取り上げますので、その点についてだけ質問させていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  まず、滞納処分、木津川市でできないかということでございますが、今現在も滞納処分を行ってございます。できるだけ納付できるのにしない方については滞納処分を行い、厳しく納付の方をお願いをしてございます。納付できない方につきましては、その相談に乗っているところでございます。  これを連合にするということは、今、限られた職員でやっておりますが、大きな人数、またそれぞれの市町村で培われてきた今までのノウハウがございますので、それらを合わせることによってより大きな効果を生むという意味合いで共同化をするものでございます。  また、住民の方の納付が難しくなるのではないか、また相談業務について少し遠くになるのでというようなご質問だと思いますが、事務所の本体は京都市内に置きますが、そのほかに主たる事務所として3カ所、これは市内でございます。そのほかに京都府内に6カ所、多分、この山城の部分については広域局の中に置かれると思いますが、身近なところでそういう事務所が置かれますので、住民相談関係につきましても、今までと同じく、今まで以上に、かえって相談していただきやすいのではないかというふうに考えております。  また、資格証明書の関係がいろいろ出てきておりますが、税の関係については、本当に貴重な自主財源でございますので、この財源を確保することによりいろんな施策が打てるというものでございます。  交付税、これはもうよくご存じだと思いますが、基準財政収入額と基準財政需要額、基準財政需要額につきましては、それぞれの団体がどれぐらい必要かという数値を出しまして、それに基づいて市町村がどれだけの税収を確保できるのか、残った分が交付税で充当されるわけでございますが、基準財政収入額を計算する場合に100分の75というのがございます。100円入ってきた場合に、基準財政収入額では75円、25円の部分が一般財源として使えるわけでございます。税収を確保することによって、それらの財源も使えるというふうになってきますので、この税の共同化に向けて、この機構の中でそれらについても確保し、市民の皆様の必要とされる施策の方へ充当していきたいというふうに考えているところでございます。  課税権の関係が抜けてございましたが、立法権につきまして、今現在、税法の関係等々で、各自治体の首長にございます。今後、それらについては機構の中で協議をされるというふうに考えております。  今は、もう法律で条例を決めるのは自治体の長にしかございませんので、こちらの方の議会でご承認をいただくというふうになってございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 村城さん。 ◯20番(村城 恵子) 滞納整理組合の、もうかなり前の話になりますけれども、その部分の検証にかかわっても答弁が一貫してありません。それと、議会の議決事項にかかわってくる税条例の改正なんかにつきましても明確ではないように思います。  いずれにしましても、これを住民のほとんどの方たちがまじめに払っているけれども、滞納している方が何%かいるわけです。それは本当に何%かですけれども、その滞納についてこういう機構をつくる必要があるのかどうかというふうに考えたときには、私は全国で初めてのケースで、京都府がやる必要はないんじゃないかなというふうに思っておりますので、その感想だけ述べさせていただきまして、終わりにさせていただきます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  酒井さん。 ◯4番(酒井 弘一) 委員会もありますし、後ほど別の日にこの問題を取り上げたいと思っておりますけれども、2点だけお尋ねしたいと思います。  そもそもの話ですけれども、京都市を除くというのは、これはなぜなのか。京都市に働きかけたけれども、京都市がけったのか、それとも最初から京都市は外しているのか、そこら辺は、これは微妙な問題ですけれども、大事な問題じゃないかと。  といいますのは、滞納の関係で、例えば木津川市に税の義務がある方で在住が京都市の方は当然たくさんおられると思います。他府県の方もあると思います。そういう中で、府民の半数を占めている京都市を除くというのは、この広域化のそれこそ値打ちを随分下げることではないかと私は思うんですが、なぜなのか。これが1点です。  それから、もう1点は、今、やりとりの中で出ました、最後の附則というか、実施は来年の1月1日だと、この6月議会に提案をされて、議決を経て云々という今後の予定になるわけですけれども、ちょっと余りにも早過ぎないかと。  木津川市が発足して前半2年間の総務常任委員会の場には何らかの資料は出されたり、やりとりがあったというのはお聞きしました。しかし、この木津川市の議会全体としては、この問題を論議したことはありません。今回が初めてです。  しかも、さらにいっぱい、今もありましたけれども、立法権はどうなるのかとか、あいまいな部分をいっぱい抱えているわけですけれども、この6月議会で本当に議決できると、どうしてもしてほしいというふうに判断されるのはなぜなのか、そのあたり2点、お願いします。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  まず、京都市がなぜ外れているのかということでございます。というよりも、木津川市で納税義務のある方につきましては、先ほども申し上げましたが、立法権はすべて木津川市にございますので、市長名で納税通知を送り、課税を確定をされてございます。こちらの機構に送りますのは、課税をして、一定期間が過ぎた、徴収をしたくてもできない案件について、この機構にお願いをするものでございます。  この木津川市の議員さんに税の改正でありますとか、国保の改正でありますとか、すべてご議論いただいて、そこで得た結果をもってそれぞれの税改正がされるというふうになってございます。  機構が決定権があるものではなくて、木津川市が決定権がございます。だから、木津川市の納税義務のある方につきましては、すべて対象になっているということです。京都市にお住いになられている方であっても、木津川市で土地を持っておられる方については、木津川市が課税をして、その方に税金を納めていただくということになっておりますので、京都市が除かれていても影響はない。先ほど申し上げましたが、京都府内全域が対象になっていると言いますのは、京都府内お住みになっている方について、すべて共同徴収の対象にするというところでございます。これが1点目でございます。  実施時期、1月1日というのは、今までの準備委員会等々を含めてきた中で、最終的な議論を経た結果、1月1日になっているものでございます。この議会でご承認をいただけなければ、その日にちにつきましても、総務大臣への申請がおくれるということになってきますので、今後どうなるかについては未定でございます。  ご承認をいただけるものというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 酒井さん。 ◯4番(酒井 弘一) 日程の件は、今おっしゃったとおりだろうと思います。  最初の京都市ですけれども、確かに京都市が加入しようがしまいが、京都市に住んでいる木津川市の税を負担されるべき方がおられた場合に、また滞納の場合に、木津川市長名で文書を出すというのは、それは当たり前の当然のことであって、そしたら別に連合なんて要らんのじゃないかという話になるわけですよ。  私が質問したのは、細かいことを聞いていて申しわけないんですけれども、当初は全国初の試みである地方税機構でしょう。ほかに例はないわけです。これは総務部長に申していいのかわかりませんけれども、京都市はやはり京都府の中で随分と大きな存在だと思うんです。それは、当然、この発案のときにも京都市を含んで考えていこうとしたんじゃないかと私は予想します。それを京都市が断ったんじゃないかと、想像も込めて言っているわけですけれども、そのあたりの経過を言ってほしいなというふうに思って質問しているわけです。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  今ご質問の経過については、私、資料を持ち合わせておりませんので、わかった時点でご報告をさせていただきたいと思います。  申しわけございません。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  梶田さん。 ◯9番(梶田 和良) 9番、梶田でございます。  1点だけお聞きします。  第8条の2項の京都府議会議員6名、宇治市議会議員2名というふうになって、またこれは京都府だけの問題ということになりますと、これはぶっちゃけた話、これは京都府の天下りのことになるような団体ではないんですか。  今、ずっと聞いておったら、別に滞納整理は各市町村でできると思うんですね、最後までならんでも。これは、あくまでも天下り先の、天から下ってこられる人の機構ではないかなと、そういうためにつくったのではないかという疑問を思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  今回の税の機構につきましては、市民の皆さんから見て簡素でわかりやすい組織、窓口を一本化して納税者の利便性の向上を図ること、また納税相談でありますとか税務相談、コストの関係から設立をする団体でございまして、天下りを受けれる団体ではございません。  納付できない人と納付しない人に分けまして、納付できない方については一定の法の中でしていただけるように相談をし、納付しない方につきましては、強制力を持って債権・債務について差し押さえをして、税収の確保を図るということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  中谷さん。 ◯23番(中谷 裕亮) えらいすみません、時間をとって。  一つだけ、先ほどから出ていますけれども、この機構に入ってやれば、現在の経費を差し引いて、税収がよくなって、その差額はどれぐらい見込んでおられるんですか。  要は、1億円未収の税金が残っておると、それを3,000万寄ったと。そのうち、いわゆるこの経費を払わんなんですな。下請業者か姉妹会社か何か知りませんけれども、結局は経費は必ずかかっておるわけですよ。  それで、3,000万ようけ取れたから、経費が1,000万で済んだら、2,000万が浮いたと。ところが、3,200万かかったと、経費が。それは何もならんということですね。その辺のところの試算というか、大体のイメージは持っておられるのか、それが1点。  それと、先ほど先ほど法的にいろいろ難しい点があるんで、単独ではなかなかやりにくいところもあるというような、私はそういうふうにお聞きしたんですけれども、これはこの機構に入ろうが、木津川市単独で行こうが、これはやる気さえあれば、勉強してそういうことをやったらいいんだから、法的にいろいろ勉強して法的手続をとって差し押さえをするなり、裁判をするなり、いろいろこれはできると思うんですよ。その辺のところが私にはちょっと理解が苦しいところもあるんです。  ということは、今まで滞納のところは、未納のところは、いいかげんにこのぐらいだったらしようがないだろうと、もう95%も、96%も寄ったら、それでもうしようがないだろうというような感覚でこれはずっと推移していたのと違うかなと。  これ言ったら、売掛金の焦げつきと一緒ですわな、商売で言ったら、会社、民間から言ったら。そういうことです。  だけれども、民間会社は1万円売ったら1万円を集金せんとあかんわけです。食えんわけです。それが8,000円や9,000円で置いておいたら、たちまち給料カットしたり、ボーナスカットしたり、いろんなことをせんといかんわけですよ。  その辺の、言ったら簡単なことで、心構えさえあったら、こんなもの簡単な話だと思うんですよ。こんなの、別に機構に入らんでも、市独自でやる気があれば。その辺のところはどうですか、どういう考えを持っておられるのか。
    ◯議長(中野 重高) 総務部長。    (総務部長 代次 衛君登壇) ◯総務部長(代次 衛) 総務部長でございます。  まず、税の共同化の経費的なものでございます。  平成19年度現在の京都府及び各市町村の税務担当職員数、これが約1,100人でございます。約103億円を要してございます。その8割が人件費ということになってございます。  課税業務まで共同化が移行した場合については、職員数が、これは見込みでございますが、300人削減でき、約800人以下で運営できるというような想定をされています。コスト的には、23億円の削減が見込まれているところでございます。  徴収業務体制290人から270人、課税業務体制585人から400人、内部管理部門233人から130人というような体制になるというところでございます。  試算的にはどうかということですが、これは先ほども申し上げましたが、額等が確定をしてございませんので、今後、その人数等によりまして市としての持ち出しの金額が変わってまいります。19年度ベースでは、先ほどお答え申し上げましたとおりでございます。  現在の京都府の徴収率、目標が98%というような目標にされていますので、木津川市の現在の徴収率92.83でございます。5%近く上がりますと、滞納の総額に5%を掛けて非常に大きな税収が上がってくるのではないかというふうに考えてございます。  2点目の滞納について、市の職員で頑張ればできるのではないかということでございます。そのとおりでございます。  ただ、今までも一生懸命頑張ってまいりまして、臨戸訪問、戸別訪問もしてございますし、納期が過ぎますと、督促状・催促状を出し、納付されない方については、戸別に家庭訪問をしたり、呼び出しをしたり、徴収努力をしてございます。限られた人数の中で職員は頑張ってやっているというふうに私は思ってございます。  滞納処分につきましても、各銀行関係、金融関係にも照会を出しておりますし、固定資産の関係も法に基づいて照会も出してございます。しておりますが、結果として、このようなことになってございます。これらを向上するために、今回、機構の方に参加をして、より一層の徴収率の向上を目指すということでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 中谷さん。 ◯23番(中谷 裕亮) 一生懸命やっておられるということはわかるわけですけれども、要は、アイデアというか、考え方の相違であって、今までこうしてやっていたけれども、それではこれ以上伸びないと、それだからこの機構に入るんだと、そういう理屈ですわな、最終的にはそうですやろう。それだから、この機構に入ったら税収がよくなると、そしたら木津川市も少しは裕福になれると、そういう発想からやっておられるわけでしょう。  それだったら、もうちょっと考えてやってもらわないと、今の話では、この機構では98%考えていると、木津川市は92.83%だと、5%以上は上がると、それだから必ずよくなると。ただ、それはそう思っておられるだけでしょう。実際に今までやっていたのができなかったので、こっちに入ったら、それは絶対できるんですか。できる方法としてここへ入るわけですやろう。それだから、この機構がほんまにそれだけのしっかりしたものであるのか、その辺がどうしても僕は疑問に思うわけですよ。  それだったら、市独自でそういうチームをつくって、5人だったら5人、10人だったら10人つくって、それで手いっぱいで回らないのだったら、人をふやしたらいいだけで、余っているところから持ってきたらいいだけで、何も今の500人いるところをふやす必要もないし、10人いるところを9人にしてでも、こっちへ来いと。それだから、今まで10人でやっていたところは9人でやってくれと。それがいわゆる改革でしょう、合理化でしょう、それが。そういう発想に何でならんのかということです。これだけと違ってね。  後は、また委員会で質問しますので、答弁は結構です。 ◯議長(中野 重高) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) ただいま15時04分、15時20分まで休憩します。    午後3時04分 休憩    午後3時20分 再開 ◯議長(中野 重高) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  日程第16、議案第64号、市道の路線の廃止についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第64号、市道の路線の廃止につきまして、ご説明をさせていただきます。  独立行政法人都市再生機構が施行し、木津南特定土地区画整理事業により新たな道路が整備されたことに伴い、従来の11路線を廃止するものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第17、議案第65号、市道の路線の認定についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第65号、市道の路線の認定につきまして、ご説明をさせていただきます。  市道26号長城谷梅美台線以下、市道823号梅美台松谷線までの12路線は、URが施行した木津南特定土地区画整理事業により道路整備されたことに伴い、廃止した従来の路線の代替となる路線を市道として認定する議決を求めるものでございます。  市道900号州見台1-1号線から市道1187号梅美台歩25号線までの264路線は、同事業により新たに整備された道路について、市道として認定する議決を求めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第18、議案第66号、木津南地区都市計画公園(上人ケ平公園)の施設等の設置に関する平成20年度委託契約の一部変更契約の締結についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第66号、木津南地区都市計画公園(上人ケ平公園)の施設等の設置に関する平成20年度委託契約の一部変更契約の締結につきまして、ご説明をさせていただきます。  本公園は、平成18年度からの3カ年事業で整備を進めておりますが、事業費の減額に伴う変更契約を締結するに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  なお、変更の内容といたしましては、委託先でありますUR都市再生機構の入札による差金が生じたことにより、契約金額を8,000万円減額し、合計2億905万円とするものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) 今回、契約金額の変更ということで出ているわけでございますけれども、参考資料にあります工期の関係の変更をする必要があるんではないかと私は思うんですけれども、先般、ちょっと現場を見に行ってまいりましたが、なかなかこれ平成21年の8月31日までにできる状況ではないんではないかというふうに私は感じて帰りました。  したがいまして、契約額の変更と合わせて工期の変更をする必要があるんではないかというふうに思うんですけれども、その辺についてご答弁を願いたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 建設部長でございます。  この事業につきましては、繰り越しをさせていただいております。  また、事業の進捗状況でございますが、近隣公園の住民の要望、またトイレの位置等にちょっと時間を要していましたこと、また景観手続や計画の諸手続に現地着手がおくれましたこと、こういうことでございまして、今現在は、議員ご指摘のように、出来高については約6%ぐらいでございます。資材関係につきましては、ほぼ手配を完了しておりまして、今後、現地で搬入されることになりますので、工事は一気に進んでまいるというふうに思っております。工期につきましては、8月末をもって完了というふうにしてございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) 私の勉強不足で間違いかもわかりませんけれども、私の考えからいきますと、継続費の設定をされている場合、例えば3年間の継続費の設定をされたら、当然、3年間を足した、いわゆる工期というのはきっちり定めて、したがってこれまでにできないから、ことしでできないから継続費の設定をすると。継続費の設定と工期とは全く別のものではないというふうに私は判断をしているわけです。  したがって、例えば来年まで工期がかかるなら、当然、工期は来年の何月何日までという形で工期の変更をすべきではないかというふうに私は思っておりますけれども、再度、ご答弁をお願いしたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 議会の議決を求めるものとしまして、この参考資料にもございますが、20年の10月3日から平成21年8月31日までというふうな工期で求めているものでございます。 ◯議長(中野 重高) 西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) したがいまして、平成21年の8月31日までに、現地を見ましたら、できるのかと、できないでしょうと言っているんです。できるんですか。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 先ほども答弁をさせていただきましたが、資材関係につきましては、ほぼ入手できておりますし、後は搬入ということになっておりまして、工事につきましては一気に進むものというふうに判断をしておりますので、工期までに完了するというふうに思慮しております。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  中谷さん。 ◯23番(中谷 裕亮) この契約金、8,000万円安くなっていますね。これの内訳はどういう何で、材料が安くなったのか、工事のやり方が上手で安くなったとか、いろいろ内容はどんなんですか、内容的に。  大体3%近くこれは安くなっているはずです。3%と違うか、3割か、27%か、その辺はどうですか。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 今年度の部分につきましては、設計をしておりますし、設計でURが都市再生機構の方で入札をいたしました。入札率につきましては、約70%をちょっと切ったようなことで報告を受けております。その入札差金のものが8,000万円がありましたので、減額をお願いするものでございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) 中谷さん。 ◯23番(中谷 裕亮) 安くなることは結構なんですけれども、70%を切ってということです。その安くなるのはいいんですけれども、要は、物というのはやっぱり値相応で値打ちが違うと思うんですよ。その辺のところの見方の、安いだけがいいのか、安くていいものができたら、これが一番最高ですわね。この契約書については、どのレベルの話になるんですか。安いからそこそこの仕事だと、その辺の程度はどうですか。 ◯議長(中野 重高) 建設部長。    (建設部長 炭谷 育夫君登壇) ◯建設部長(炭谷 育夫) 中谷議員のご質問にお答えいたします。  建設部長でございます。  UR都市機構の方にも入札審査会というのがございまして、その審査会の中で審査をされておりますし、この業者についてはこの金額でやれるというふうに判断されたものというふうに聞いてございます。  以上でございます。 ◯議長(中野 重高) ほかに。    (「なし」と言う者あり)
    ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第19、議案第67号、木津中央地区における公共下水道施設設置事業に関する平成21年度協定前委託等契約の締結についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第67号、木津中央地区における公共下水道施設設置事業に関する平成21年度協定前委託等契約の締結について、ご説明をさせていただきます。  本事業は、平成25年度末の完成に向けて、公共下水道施設の整備を継続的に進めており、雨水管渠や汚水管渠工事を行うための委託契約を締結するに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、産業建設常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第20、議案第68号、土地の取得についてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第68号、土地の取得につきまして、ご説明をさせていただきます。  本件は、木津南地区に計画する新設中学校の建設用地を確保するため、土地を取得することについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  土地の所在は、木津川市州見台4丁目26番。  地積は、4万1,000.20平方メートル。  取得の方法は、譲渡契約。  価格は、15億9,490万7,780円。  所有者は、独立行政法人都市再生機構西日本支社 理事・支社長 福永清でございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  深山さん。 ◯11番(深山 國男) 11番、深山です。  参考のためにお聞きしたいんですけれども、この価格は平米当たり3万8,900円というふうだと思うんですが、南加茂台でも、私らのところ5万円ぐらいするんですが、これは公示価格ですよ。この辺の公示価格とそれから売買価格はどのぐらいするんでしょうか。ちょっと参考のため、教えていただきたいと思います。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 深山議員の質問にお答えしたいと思います。  公示価格でございますけれども、開発途上のところでございまして、公示のいわゆる価格対象地がこの地域にはございません。近傍地で申し上げますと、市坂北畑90番の土地でありますけれども、3万5,800円という価格が出ております。  また、同時に州見台小学校を買い取りをいたしております。そのときの価格を申し上げておきたいというふうに思います。州見台小学校につきましては、平米当たり4万300円でございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) ほかに。  西岡さん。 ◯12番(西岡 政治) もう1点だけ確認をしておきます。  今回、独立行政法人の都市再生機構から買うわけでございますけれども、この図面の3枚目、買う時点では、確認しておきます。買う時点では、このような形に整地されたものを購入するということの理解をしておいていいんですね。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 西岡議員の質問にお答えしたいと思います。  購入する用地につきましては、そういうような形状の用地でございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) ほかに。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 日程第21、議案第69号、食器洗浄システムの買い入れについてを議題といたします。  提出者に提案説明を求めます。  河井市長。    (市長 河井 規子君登壇) ◯市長(河井 規子) 議案第69号、食器洗浄システムの買い入れにつきまして、ご説明をさせていただきます。  平成21年5月19日に、木津川市立木津学校給食センターの食器洗浄システムの買い入れに関する一般競争入札を行ったところ、落札金額が3,517万5,000円となりました。  落札者であります株式会社アイホー京都営業所から食器洗浄システムを買い入れすることにつきまして、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。  よろしくご審議賜りますよう、お願い申し上げます。 ◯議長(中野 重高) 説明が終わりましたので、本案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。  呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) 今回の食器洗浄システムの入札結果は、89.33%の落札率ということで、落札結果はそういう結果だったんですが、この間、昨年もコンテナ洗浄機の買い入れ並びに連続式揚げ物機等の買いかえがずっとアイホーの落札、契約相手方ということで続いています。  それに関連してですけれども、この最初に納入したところが、やはり規格品というところではほかが参入できないような、落札不可能なような構造ということはないのでしょうか。そこをまず確認させていただきたいのと、今回の補正予算にも木津給食センターの予算が補正で上がっていますけれども、食器洗浄システムなり、今後、またさらに備品を買いかえることによって、木津の給食センターはあの場所で延命を図っていけるということなのかどうか、その点もお聞かせください。 ◯議長(中野 重高) 教育部長。    (教育部長 松本 清次君登壇) ◯教育部長(松本 清次) 呉羽議員の質問にお答えしたいと思います。  この間、木津の給食センターの設備・備品につきまして、買いかえを年次計画を持って計画を進めているところでございます。したがいまして、呉羽議員指摘のように、揚げ物機や、そういった形の中での設備・備品の買いかえが今来ているという、そういう状況であります。  木津の給食センターの建設を行ってから大体20年を経過するわけでございますが、そういう状況の中で、このいわゆる設備・備品の買いかえが今行われてきているというのが実態でございます。  そういった意味では、いわゆる今年度だけじゃなしに、いわゆる今回補正させていただきましたけれども、前倒しでそういった形で設備・備品の購入をしていかなければならないというところがあるということをご理解をお願いしたいと思います。  もう一つは、その中でアイホーがいわゆるずっと契約相手方になっているというところでございます。これにつきましては、アイホーが、何もアイホーさんに私どもは取ってもらおうと、やってもらおうということで、アイホーをいわゆる特定指名してやるということではございません。いつの時点においても、一般競争入札を実施いたしまして、それぞれの今置かれている設備の大きさ等を参考にするように規格品、そういった幅、高さ、長さ等をきちっと決めた上で一般競争入札に付していると。  そして、その中で、今回でしたら、四つの部分があるわけですけれども、4業者が参加されているというところでございますので、何らそういったアイホーに特定的に行っているということではございませんので、ご理解をお願いしたいというふうに思っています。  それから、給食センターの今後のことでございますけれども、建物的には十分しっかりした建物でございますので、これは今後もこういった形で給食センターとしての機能は十分果たせるものというふうに思っています。  ただ、ご承知のように、下水道への引き込み等の、いわゆる除去施設ですね、そういったものをきちっとつくることが今求められておりますので、こういうような施設を先に計画的につくりながら、この施設を使用していきたいというふうに今は考えているところでございます。  以上です。 ◯議長(中野 重高) 呉羽さん。 ◯8番(呉羽 真弓) ここを特定しているわけではない、入札に参加して、4社が参加されているということで、結果、アイホーが落札したということでというご説明をいただきました。  質疑回答書というのを見せていただきましたら、ホームページにアップされていますので、多分、質問がどこからかあったと思うんですけれども、「参考機種品番に上げられている型式は、規格品の状態では仕様明細書と合致しません。特殊品番となっているため、特殊対応とし、仕様明細書を遵守する必要はありますか」ということで、回答事項は、「特殊品番のため、規格品ではありません。よって、特殊対応とし、仕様明細書の事項をすべて遵守してください」というふうになっています。  結果、規格品ではないというところで、この4社のうちどこからかの質問だと思いますけれども、結局は落札しにくい構造があるのかなというふうに思いましたし、今後、給食センター新設についても、備品がアイホーがプロポーザルで落札されていると思いますので、やはり続けて常に規格品以外のもので対応がその1社に独占されていくというような状況というのは、やっぱり競争という意味ではマイナスかなというふうに思いますので、そこらあたりを今後の課題というか、今後の教訓にしていただきたいなというふうに思いました。  今回のことは、たまたまアイホーが取りましたよということでお聞かせいただいたので、また文教常任委員会の質疑を見守っていきたいと思います。  結構です。 ◯議長(中野 重高) ほか。    (「なし」と言う者あり) ◯議長(中野 重高) 質疑がなければ、本案に対する質疑を終わります。  本案は、木津川市議会会議規則第37条第1項の規定により、文教常任委員会に付託いたします。      ──────────────────────── ◯議長(中野 重高) 以上で、本日の議事日程は全部終了いたしましたので、本日の会議を閉じます。  6月6日から17日は休会といたします。  6月18日は午前9時30分から再開いたしますので、ご参集くださいますよう、お願い申し上げます。  それでは、本日はこれで散会いたします。  ご苦労さまでした。                         午後3時47分 散会 このサイトの全ての著作権は木津川市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) KIZUGAWA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....